ガーデンウェディングとは?演出・ドレス・髪型から雨などトラブル対策まで一挙紹介!

| 婚活
Share:

ガーデンウェディングでオリジナルの結婚式にしたい!

​男女を問わず​ガーデンウェディング​で一生の思い出になるようなオリジナルの結婚式にしたい​という人もいるでしょう。そもそもガーデンウェディングとは、どのように行うもの​なのでしょうか。

そこで演出方法から、おすすめのドレス&髪型、必要な費用、雨・暑さ寒さなどのトラブル対策までを徹底レポート。​​​果たしてガーデンウェディングの魅力は、どこにあるのでしょうか。

ガーデンウェディングとは?どんな結婚式?

緑に囲まれた庭で太陽の光を浴びたり風を感じたりしながら、開放的に結婚パーティーを行うガーデンウェディング

お天気が晴天で気候の良い時期であれば良さそうですが、雨が降ったり寒かったり暑かったりすると大変じゃないの……と思う人もいるでしょう。そもそもガーデンウェディングには、どのようなスタイルがあるのでしょうか。

ナチュラルな雰囲気の結婚式

ガーデンウェディングのスタイルの1つが​、自然に囲まれて緑を眺めながら行うナチュラルな雰囲気の結婚パーティーです。​壁や窓を外国風におしゃれに装飾​するフラックガーランド​を皆さんは知っていますか?

そのフラックガーランドが似合う、可愛らしい結婚パーティーができるのもガーデンウェディングの魅力です。決して格式張らずナチュラルな雰囲気​の中で、新郎新婦に加えてゲストもアットホームに過ごせるでしょう。​

爽やかな開放感の結婚式

ガーデンウェディングが出来る場所の1つが、結婚式場併設のガーデンです。デザートビュッフェが似合う、ほんわかした結婚式ができると話します。

また高台にあるガーデンは洋館を改装して造られており、緑あふれる敷地内​はリゾート地に訪れたかのような開放感です。

​さらに閑静な住宅街にある緑あふれる一軒家レストランや、​シェフ自慢の料理を​ビュッフェスタイルで楽しめる老舗レストランなども開放感にあふれています。​​

格式高いヨーロピアン調の結婚式

​ガーデンウェディングで実現できるスタイルの1つが、格式高いヨーロピアン調の結婚式​です。ヨーロピアン​と聞くだけで素敵な響きだと感じませんか?

ところで皆さんはブライズメイト​という言葉を知っていますか?

ブライズメイト​とは新婦側のゲストが花嫁と一緒に、おそろいのドレスを着​たり髪飾りをつけたりして結婚パーティーを盛り上げる演出​方法です。

そのブライズメイトを友人にやってもらうなど、映画で見た海外の結婚式が実現できるのもガーデンウェディングの魅力と言えます。

ガーデンウェディングはどこで出来る?​

ここでは結婚式場併設のガーデン​や、レストラン、邸宅型会場のガーデン、浜辺・海外・ハウススタジオなど​​、ガーデンウェディング​が出来る会場についてみていきましょう。​

結婚式場併設のガーデン

雨天時などの対応が素早く安心なのが、結婚式場併設のガーデン​です。結婚式の日程は前々から決めているのが一般的ですが、その日のお天気は当日になってみないと、晴れか雨かはわかりません。

ガーデンウェディングの場合、もし雨が降ったらどうしようというリスクがつきものです。しかし会場の中には、雨が降ってもちゃんと対応できるようなガーデンもあります。​

レストランや邸宅型会場のガーデン

アットホームな雰囲気が出せると評判なのがレストランや邸宅型会場のガーデン​です。 

少人数での挙式や家族のみ、新郎新婦2人だけのウェ​ディングなどにピッタリ。装飾を2人の好みに飾ることも可能な為、融通がきくガーデンウェディングを行いたい人におすすめです。

浜辺や海外やハウススタジオなど

オリジナリティあふれる大胆な演出が可能なのが、浜辺や海外、ハウススタジオなど​でのガーデンウェディングです。特に浜辺や海外はロケーションがよく、開放感いっぱいで人気を集めています。

ハウススタジオ​の具体的な会場を例にあげると、広告​や雑誌の撮影で利用される一軒家の貸切型フォトスタジオ​です。ホテルや教会といったオーソドックスな会場とは異なり、2人にとってもゲストにとっても忘れられないウェディングになるでしょう。

ガーデンウェディングのおすすめ演出は?

​ガーデンウェディングの特徴の1つが、屋外であることを活かした大胆な演出が可能な点です。ここではバルーンリリースや、ビアガーデン風アウトドア料理 ​、ペット同伴OKといった、ガーデンウェディング​ならではの魅力的な演出方法についてみていきましょう。​

バルーンリリース

ガーデンウェディングの演出の定番と言えば、まず有名なのがバルーンリース​飛ばしです。新郎新婦やゲストが1人1つのバルーンを手に持ち一斉に空へと飛ばします。

​バルーンリリースには、2人の幸せが天まで届きますようにといった願いが込められているそうです。​

ロマンティックな演出で縁起もいいですし、​子どもから年輩の人までみんなで一緒に楽しめ、笑顔になれる演出です。バルーンのカラーは統一でもOKですし、いろいろとカラフルにしても写真映えするでしょう。

ビアガーデン風アウトドア料理

一般的なガーデンウェディングの場合は料理をいただいた後でガーデンに移動するケースが多いのですが、中には​ビアガーデン風のアウトドア料理​を味わうパターンもあるようです。

それがナイトウェディングだったら星を眺めながらのロケーションだったり、冬であればイルミネーションを飾ったり、さまざまな演出が楽しめるのもガーデンウェディングならではの楽しみと言えるでしょう。

ペット同伴可能ウェディング

家族の一員であるペットをウェディング​に参加させたいと思っている人もいるでしょう。ガーデンウェディングの会場の中には、ペット同伴可能​なところもあります。

例えばペットと一緒にウェディング​フォトが撮れる会場​や、挙式でリングドッグの演出​が可能な会場愛犬などと一緒に宿泊を兼ねた結婚式を行うことができる会場​などです。

ペット参加可能なウェディング​​を考えている人は、ぜひ探してみてはいかがでしょう。ただし衛生上の理由でペットNGという会場も多くあります。ちなみに盲導犬・介助犬のみ同伴OK、という会場もあるようです。​

ガーデンウェディングに合うドレスや髪型は?

ガーデンウェディング​に合うドレスや髪型​には、どのようなタイプがあるのでしょうか。一般的にドレスはワンピースタイプやエンパイアドレス ​、髪型はダウンスタイル、ナチュラルなアップ​が似合うようです。

ドレスはワンピースタイプやエンパイアドレス 

まるで海外映画のワンシーンのような素敵なガーデンウェディングを演出する衣装が、ウェディング​ドレスです。​

ウェディングドレスの種類には、Aラインタイプやエンパイアライン​、マーメイドライン、スレンダーライン、プリンセスラインなどのシルエット​タイプがあります。

ガーデンウェディングの場合は、キュートなワンピースタイプや、エレガントな雰囲気のエンパイアドレスが人気を集めています。

特に新婦の魅力を最大限引き出すドレスのデザインは、スタイルアップしてみえるタイプや、印象的なバックスタイルにこだわったタイプです。​​

ちなみに、教会のベルを連想するようなフワっと丸く広がったシルエットの​ベルラインドレスや、ボリューム​のあるパニエ入りのドレスは移動がしにくいので、あまりおすすめできません。​

髪型はダウンスタイルやナチュラルなアップ 

ウェディングで新婦の印象を決める大切な要素の1つが髪型です。人それぞれ好みはありますので、編み込んだり、花をつけたり、ティアラをのせたり、ゆるく巻いてもいいでしょう。

ガーデンウェディングの場合、人気なのがダウンスタイルやナチュラルなアップ​です。

ダウンスタイル​とひと言でいっても、ナチュラルなシニヨンスタイル​や、ゆるく編み込んだ​ラプンツェル風ヘア、ナチュラルガーリー​など、さまざまなアレンジがあります。

ショートだとアレンジできないのでは思っている人もいるかもしれませんが、下の方にお団子をつくるようなシニヨンスタイル​は可能です。

ガーデンウェディングに向くのはいつ?

​ガーデンウェディング​​を行うと言っても、さすがに冬場は寒くてゲストに申し訳ないと感じるかもしれません。では年間でベストなシーズンは、いつ頃なのでしょう。

気候がいい春と秋がベスト! 

新郎新婦が希望すれば、年間を通してガーデンパーティを行うことは可能です。しかし招待するゲストのことを考えると、屋外にいるのが辛いと感じる冬場や、暑くて汗をかきやすい夏の日中は避けるべきでしょう。​

春は花粉症に注意​が必要ですが、やはり気候がいい春と秋がベストと言えます。ガーデンウェディング​の魅力と言えば、そのシーズンならではの開放感を堪能できることです。

特に花々が美しく咲き誇るは、庭の緑​が映えるガーデンウェディング​​の人気の時期と言えるでしょう。過ごしやすい気候はもちろん、木々が紅葉を迎えるもベストシーズンの1つです。

​【ベストシーズン】​ 

  • ​春(3月中旬〜5月下旬)
  • 秋(9月下旬〜11月中旬)

【避けたいシーズン】

  • ​梅雨(6月)
  • 真夏(7月上旬~9月中旬)
  • 真冬(11月下旬​〜2月下旬​)

夏のナイトウェディングもおすすめ

意外と思われるかもしれませんが、実は夏もガーデンウェディングの狙い目のシーズンです。

夕方から夜にかけての暑さがやわらぐ時間帯で行うナイトウェディング​であれば、キャンドルを​並べたり、ガーデンをライトアップしたり、特別感のある演出でゲストを迎えることができます。

ただし野外なので暑い日であれば扇子やうちわ、日傘を用意しておくべきでしょう。また、寒い冬に行う場合はストーブを置いたり、ひざかけを配ったり、ゲストが寒さを感じず快適に過ごせるような工夫が必要です。

冬場、ガーデンウェディングに参加したゲストの口コミをみると「マナーより防寒を優先してヒートテックを着用する」という人もいました。会場によっては柔軟に対応してくれるところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

ガーデンウェディングの費用は?

ガーデンウェディングを行おうと考えるときに、1番気になるのが費用ではないでしょうか。一般的な結婚式と比較してガーデンウェディングにかかる費用は​安いのでしょうか、それとも高いのでしょうか。

一般的な結婚式のオプション扱いが多い

ガーデンウェディングの費用は、スタイリッシュなガーデンや和風の庭園​など、会場によって異なります。特にガーデンを利用する場合は、一般的な結婚式のオプション扱いが多い​ようです。

そのため、結婚式のプランに組み込まれているケースと、別に追加料金が必要な場合があります。

またガーデンウェディングが費用に含まれている場合でも、ケーキカット用のケーキや、ゲストへ提供するスイーツビュッフェ、ドリンク​など、オプション扱いすることもあるようです。では口コミをみてみましょう。

  • 妥当な金額でしょうか
    オプションなどトータルで238万円ほどでした。事前に下見をして決めたのですが、当日成約すると特典として衣装の枠を10万円分アップしてくれたのは良かったです。

    編集部独自調べ

  • 結構かかった
    装花や音響のオプションをつけた為か、300万円程度になりました。料理のグレードや、招待人数で費用は異なるようですが、結構かかったな~と感じています。

    編集部独自調べ

比較的、費用が安めなレストランウエディングの会場にガーデンがあれば良いのですが、そう簡単にそういった会場はみつからないかもしれませ​ん。ガーデンウェディングを行いたいと考えている場合は、費用との兼ね合いを考えながら会場を選ぶことも大切です。

音響や照明などが別料金かの確認が必要

一般的なガーデンウェディングの場合は、会場の立地や規模、列席人数によって金額に差はありますが、​200〜300万円程度が必要だと言われています。

また国内外を問わずリゾート地や格調の高い会場の場合は、基本プランの他に装花・音響・照明などをセッティングする際に、その料金が別途必要になることもあるようです。

念の為、打ち合わせで契約書にサインをするときに、自分達が実現したいガーデンウェディングのスタイルを明確にし、追加発生する費用を確認しておけば、想定外の出費を抑えることができます。

ガーデンウェディングのトラブル対策は?

ガーデンウェディング​を行う際に雨が降ったらどうするか、暑さや寒さの対策、高齢の親族​を招待する場合にどう配慮すればいいのかと悩む人もいるでしょう。ここではガーデンウェディングのトラブル対策についてみていきましょう。​

トラブルが発生しやすい例

  • 当日の天気が雨
  • 暑い・寒い
  • 高齢の親族を招待するケース

雨天時の対策は必要! 

開放感いっぱいのロケーションであっても、心配の種は当日のお天気ではないでしょうか。​まず言えるのは、事前に雨天時の対策は必要です。​その場合、最初から雨が降っているのか、途中から降りだすのかの2パターンを考えておくべきでしょう。

最初から雨が降ってい​る場合は、ほとんどの会場は併設している屋内の挙式会場で行うケースが多いようです。パーティー会場(披露宴会場)で挙式を行いますが、対応は各会場ごとに異なりますので、会場を決める際に確認しておきましょう。

途中から雨が降りだした場合は、傘をさして進行はできませんので、屋内の別会場などに移動して続きを行うケースもあるようです。会場側は慣れたことなので進行で問題はなく、ガーデンウェディングとは違う演出も用意されており、ゲストも楽しめます。

暑さ寒さの対策をどうするかを検討しよう

外にいるだけで暑い夏。何時間も外で過ごすなんて無理、というゲストもいるでしょう。夏にガーデンウェディングを行う場合は、開催する時間帯に注意が必要です。

特に真夏の正午から午後にかけては日差しが強く、気温も上がります。太陽​がジリジリと照りつける​時間帯は、とてもガーデンウェディングを行える状態ではありません。​

招待されたゲストは、新郎新婦よりも早くから外で待つことになり、待ち時間にたくさん汗をかく上、熱中症も気がかりです。夏場にガーデンウェディングを行うなら、開始時間は気温が上がりきれていない午前中が鉄則と言えるでしょう。

屋外で肌寒く感じる冬場は、屋外用のストーブを設置してくれる会場もあるようです。特にゲストの女性は薄着で参加する​人が多い​ので、希望する人にはブランケットを貸し出したり、使い捨てカイロを手渡してくれたりするケースもあります。

ガーデンを併設する会場は、季節や気候によって多方面からサポートをしてくれますので、念の為、前もって確認しておくと安心です。また温かい時期でもナイトウェディング​の場合は冷えることがあり、同様の対策をしておくべきでしょう。

高齢の親族に配慮する

高齢の親族を招待する場合は、ガーデンウェディングについて慣れない祖父母に事前に説明しておいたり、スタッフに配慮を求めたりすることが大切です。

また、高齢者の中には歩くだけでも苦痛に感じる人がいるかもしれません。前もって車椅子の用意ができるかを会場に確認しておくようにしましょう。

その他、トイレに行く際にサポートしてくれるか、バリアフリー仕様か、立ちっぱなしにならないよう多めに椅子を用意できるか、なども確認しておくと安心です。

ガーデンウェディングに関するQ&A

ここではガーデンウェディングについての疑問についてQ&Aスタイルで答えていきます。

ガーデンウェディングに呼ばれたら服装は?

一般的な結婚式と同じでOKです。

ガーデンウェディングだからといって一般的な結婚式​の服装と変化をつける必要はありません。できれば女性は取っ手つきのバッグを持ち、男性は脱ぎ着できるようにベストを着用するのがおすすめです。 

ガーデンウェディングはどこに相談する?

ガーデンを併設している施設に相談しましょう。

ガーデンのチャペルでたくさんのゲストに祝福されながら晴れの日を迎えたい、という人もいるでしょう。ではガーデンウェディングを行いたい時に、どこに相談すればいいのでしょうか。

結婚式場やレストランにガーデンが併設されているなら直接その施設に相談し、他は結婚式プロデュース会社にお願いしましょう。 

ガーデンで挙式もできる?

挙式を行っている会場は少ないようです。

ガーデンのみを貸し切るプランは少ないようです。なぜなら披露宴で提供する料理をガーデンに運んで食べるのは、衛生的にも難しいと言われているからです。

一般的には併設されているチャペルや披露宴会場​で挙式を行い、料理をいただいた後でガーデンに移動し、パーティ​ーとしてデザートビュッフェ​などを楽しんでいるようです。

ガーデンウェディングで開放感あふれる結婚式を作ろう!

緑に囲まれた貸切の邸宅や、海辺の近くにある​最新のリゾート空間​など、披露宴会場から直接行き来できるガーデンで、ゲストと一緒に特別な時間を過ごせるガーデンウェディング。​

デザートビュッフェや、バルーンリリース​、花火を使用したサプライズな演出が可能です。

​結婚式を考えている人は、ガーデンウェディング​で開放感あふれる時間を作りあげてみませんか?