2018年格安SIM乗り換えランキング!初心者でもわかる手順&準備を解説

| 通信機器
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格安SIM乗り換えランキング!15社比較

スマートフォンの登場から耳にする機会の増えた「格安SIM」という言葉。実はその意味を知らずに使っている、という人は多いかもしれません。

SIMカードって何のこと?

スマートフォンやガラケーといった携帯電話の身分証明書のようなものです。

ドコモやau、ソフトバンクといった電気通信サービスを提供する事業者のことを「キャリア」といいますが、これらの大手キャリアが提供する通信は、身分証であるSIMを所有している端末しか使用することができません。

知らない人を自宅に招き入れられないように、「○○で契約しているスマホ」という証明があって初めて通信を使用できます。つまりSIMカードはスマホを運用するうえで必要不可欠な存在ということなんです。

本題の格安SIMというのは、大手キャリアの所有している通信設備を借りて、安価な月額料金でSIMカードを提供しているためにそう呼ばれています。キャリアから借りることで維持費などのコストが抑えられており、月々1,000円以下という低料金でスマホを使用することも可能なのです。

今回は、そんな格安SIMを提供する15社の中から、本当に損をしない乗り換え先5社の紹介と、乗り換えのために必要な各手順を見ていきましょう。

格安SIM乗り換え時の準備

まず大手キャリアから格安SIMへと乗り換えるのに必要な物を確認していきます。

格安SIMへの乗り換えに必要なもの

  • 解約にかかる諸費用
  • 支払いに使うクレジットカード
  • 本人確認のための書類

手数料3,300円+更新月以外にかかる違約金9,500円

まずは今のキャリアを解約します。解約には以下の費用がかかります。

  • 2年契約の違約金:約9,500円
  • (スマホの機種代金の残債)
  • (解約月の携帯料金)

現在のキャリアを契約する際に、2年契約を結んではいませんか?『2年契約』というのはその名の通り、「月々の携帯料金を安くする代わりに、2年間は契約してくださいね」というものです。

契約から2年後の更新月以外に解約すると違約金が請求されますし、契約は自動更新のため、更新月を超えてしまうとまたさらに2年待つことになります。この違約金を避けるためには、契約中のキャリアで更新月を確認し、更新月に解約を行う必要があります。

なお、現在使用しているスマホの機種代金を分割で購入している場合は払い終えていない残債を、そして解約月の携帯料金も通常通り請求されます。解約月は「乗り換える前の携帯料金」と「格安SIMの携帯料金」が2重に請求される点に注意しましょう。

さらに、格安SIM(乗り換え先)との契約には『契約事務手数料』と『SIMカード準備料』の初期費用が発生します。

  • 契約事務手数料:約3,000円
  • SIMカード準備料:約300円

格安SIMによってはこの初期費用を割引していたり、キャッシュバックで実質安くなるキャンペーンを行っていることも。契約にさしあたってはその辺りもチェックして格安SIMを選びましょう。

また、格安SIMに電話番号を変えて乗り換えるのではなく、「MNP」と呼ばれる番号そのままで乗り換える方法で契約する場合は、さらに『MNP転出手数料』もかかります。予約番号の取得方法などは後ほど詳しく説明していきます。

本人名義のクレジットカード

格安SIMの支払いは基本的に本人名義のクレジットカードが必要です。

一部ではデビットカードと呼ばれる、リアルタイムで口座残高から引き落とすカードに対応している格安SIM会社もありますが、ほとんどはクレジットカードでの支払いに限定されています。

さらに注意するべきはそれだけではありません。

例えば、AさんとBさんと子供の3人家族がいるとします。大手キャリアでは、Aさんの携帯を「Aさん名義」、Bさんの携帯を「Bさん名義」、子供の携帯を「子供の名義」でそれぞれ契約していて、支払いはAさんのクレジットカードでまとめていました。

Aさん一家はとある格安SIMにMNPで乗り換えることにしますが、このまま格安SIMに乗り換えると、Aさん名義のクレジットカードでは支払うことができません。それは「Bさん」と「子供」の携帯がAさん名義ではないからです。

「Aさん名義」でMNPの予約番号を発行すると、その予約番号の名義人も「Aさん」になります。他の人も同じです。

つまり、『MNP予約番号の名義人=格安SIMの契約者』となるため、このままでは家族それぞれが契約者となって、支払いには個々のクレジットカードが必要になってしまうのです。

そのため、格安SIMでもまとめて支払いたい場合には、キャリアでMNP予約番号を発行する前に、携帯の名義人を変更する必要があります。Aさん一家であれば、すべての携帯の名義人をAさんに変更してから、MNP予約番号を発行し、乗り換えを行えば大丈夫です。

本人確認書類

携帯電話不正利用防止法という法律があり、携帯電話の契約には本人確認が必須となっています。

一般的に本人確認書類として認められるのは、以下のようなものです。

  • 運転免許証・運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • 特別永住者証明証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード など

提出方法には、格安SIMの専用ページに画像をアップロードするか、郵送するかが選べることが多いようです。乗り換え先のページをしっかりと確認して準備するようにしましょう。

違約金を払っても乗り換えがお得な人

乗り換えを検討していても、更新月以外だと違約金がかかってしまって、なかなか乗り換えを考えづらいかもしれません。そしてさらに気になるのが、上でも説明したスマホの機種代金について。

結局のところ、乗り換えがお得な人とはどのような人なのでしょう?

スマホ代の支払いが終了している

一括払いでスマホを購入していたり、分割の24回払いで購入していて、契約から2年以上4年未満の場合、スマホ代はすべて支払い終えているはずです。

格安SIMへ乗り換えたとしてもスマホ代の残債がないため、請求されることはありません。かかるのは違約金のみです。

なお、大手キャリアの携帯代金は平均して月々7,000円ほどと言われています。これを高い・安いと感じるかは人それぞれですが、格安SIMに乗り換えれば、平均して月々3,000円と半額以下に抑えられるのです。

つまり携帯料金が月々-4,000円になるので、違約金の9,500円は2ヶ月とちょっとで容易に取り戻せる計算になりますね。

スマホ代の残債を一括で払える

現在の契約年数やスマホの機種によって残債は変動しますが、スマホの残債を一括で支払ったとしても、メリットの方が大きいです。

格安SIMへの乗り換えで月々4,000円安くなるということは、48,000円浮くことになります。最新のiPhoneでも販売額は88,000円。契約から月日が経っていればいるほど、今までの携帯料金の支払いで残債が減っているはずなので、この金額よりは必ず安くなっています。

そのため、スマホ代の残債によっては格安SIMを1年使わないうちに元を取ることができると考えられます。

乗り換えても分割払いできる

もしスマホ代の残債を一括で支払うことができない状況でも、格安SIMへの乗り換えを諦める必要はありません。キャリアによってはスマホ代の残債を一括払いだけでなく、分割でもOKとしているところがあります。

乗り換えると月々サポートといった割引はなくなってしまうものの、結果的に見るとスマホ代を払ってでも、月々の携帯料金が大幅に安くなる格安SIMに乗り換えた方がお得なことが多いのです。

払い終えてないけど、このままスマホは使える?

実は機種代金を支払い終えていない状態で乗り換えても、これまで使っていたスマホを使用することはできます。

ただし分割の支払いが滞ってしまうと、iPhoneだと「ネットワーク利用制限」と呼ばれる、電話やメール、通信などのネットワーク自体を使えなくする制限がかかるので、注意してください。この制限は一度ロックされると解除できません

自分の状況がどれに当てはまるのか、今一度、この機会に見直してみましょう。

格安SIM乗り換えランキング

格安SIMへの乗り換えがいかにお得なのかがはっきりとしたところで、実際に格安SIMをランキングで見ていきます。

mineo

  • 編集部評価:★★★★★ 総合96点
  • 月額料金:700円~6,600円
  • データ容量:500MB~30GB
  • プラン:シングルタイプ(データ通信のみ)/デュアルタイプ(データ通信+音声通話)
  • 料金割引:複数回線割引、家族割引
  • キャンペーン:紹介キャンペーン、もうすぐ100万回線ありがとうキャンペーン、mineoでんわ10分かけ放題最大2ヶ月無料キャンペーン(2018年2月現在)
  • 取り扱い回線:ドコモ、au

「mineo」は、データ通信のみのプランなら500MBを月々700円から運用可能と、あまりネットを使わないとにかく安く使いたい人におすすめなSIM会社です。

特徴は無料で使えるオプションサービスの豊富さ3大キャリアのiPhoneに対応している点

まずオプションでは、mineoのユーザー同士でパケット(データ容量)をシェアし合える「フリータンク機能」や、他のユーザーへパケットを贈る「パケットギフト」、余ったパケットを翌月に繰り越せる「パケットシェア」など、少ないデータ容量でも十分に楽しめるサービスがたくさんあります。

さらに、SIMロック解除さえ行われていればどのキャリアのiPhoneでも使用できるという、乗り換えやすさも兼ね備えています。SIMロックについてはこのあと触れていきますが、「もうすぐ100万回線」というキャンペーンからも分かる通り、多くのユーザーに選ばれている、利用者シェア第1位の格安SIMなのです。

大容量のプランも、3大キャリアで同じデータ容量のプランを選んだときより、月々3,000円以上は安くなることもあるようです。とことんネットを使いたいという人も、公式サイトの料金シュミレーションからどれだけ安くなるのか、ぜひチェックしてみてください。

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BIGLOBEモバイル

  • 編集部評価:★★★★☆ 総合95点
  • 月額料金:900円~7,450円
  • データ容量:1GB~30GB
  • プラン:データSIM/SMS機能付きデータSIM/音声通話SIM
  • 料金割引:光・SIMセット割、初月無料
  • キャンペーン:キャッシュバック、友達紹介プログラム(2018年2月現在)
  • 取り扱い回線:ドコモ、au

「BIGLOBEモバイル」は、SIMのみの契約でも10,800円のキャッシュバックが受けられる、比較的めずらしい格安SIMです。

一番安いデータ通信(3GB)のみ月々900円のプランでもキャッシュバックが受け取れるので、1年間実質700円で利用できることになります。初月無料のキャンペーンも行っているので、乗り換えた月も出費を最低限に抑えられます。

また、通信速度自体が少し遅めなものの、混雑する時間帯でも安定した速度で使用することができます。動画の試聴にはあまり向きませんが、ネットサーフィンなどで安定した速度を求める人におすすめです。

スマホごと買い換える予定の人には、アシストパックも用意されています。少し古い機種を使っていて、この機会に買い換えたいと考えているのなら、アシストパックを利用しない手はありません。

なお、データSIMなら携帯料金のお支払いでクレジットカードのほかに、口座振替を選ぶこともできるので、クレジットカードを所有していない人は、BIGLOBEモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。

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nuroモバイル

  • 編集部評価:★★★★☆ 総合91点
  • 月額料金:700円~3,000円
  • データ容量:2GB~10GB
  • プラン:データ専用/データ+SMS/音声通信付き
  • 料金割引:なし
  • キャンペーン:キャッシュバック(2018年2月現在)
  • 取り扱い回線:ドコモ、ソフトバンク

高速光回線でおなじみのnuro光を運営しているso-netの格安SIMが「nuroモバイル」です。

1GB刻みでプランが設定されているため、自分に合った料金プランを無理なく選べます。もし容量が足りなくなってしまっても、追加課金ではなく翌月分から最大2GBまで前借りすることができる新しいサービスがあり、もちろんユーザー同士でパケットを渡しあうことも可能です。

1日5時間だけと使う時間で選ぶプランも用意されているので、データ容量を無駄なく活用したい人に向いているといえるでしょう。

そして、端末補償のオプションがあるのもポイント。nuroモバイルの端末補償なら、たとえnuroモバイルで購入した端末でなくても月額料金500円で補償が受けられます。万が一、スマホの画面が割れてしまったとしても、電話一本で最短翌日に交換端末を届けてくれるので、スマホの高い修理代が気になるのなら入っておいて損はありません。

ただし、nuroモバイルは最低利用期間が1年間設けられているなど、注意すべきポイントもあるのが難点です。

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U-mobile

  • 編集部評価:★★★☆☆ 総合89点
  • 月額料金:680円~5,980円
  • データ容量:1GB~30GB
  • プラン:U-mobile MAX(大容量プラン)/U-mobile SUPER(通話用プラン)/U-mobile LTE使い放題 など
  • 料金割引:スーパーおトク割
  • キャンペーン:U-NEXT Wi-Fi スポットサービス、毎月映画1本分のポイントプレゼント(2018年2月現在)
  • 取り扱い回線:ドコモ、au、ソフトバンク など

「U-mobile」の特徴はなんといっても、豊富な料金プランにデータ容量無制限のLTE使い放題プランがあること、そして数少ないソフトバンクのiPhone・iPadで利用できる格安SIMということです。

通話をたくさんする人、データ容量を気にしたくない人、音楽も楽しみたい人など、あらゆるニーズに対応したプランがあるので、これまでの格安SIMでは決め手に欠けるという場合は検討してみてもいいかもしれません。

デメリットとしては時間帯によって通信があまり安定していない点、取り扱っているスマホの種類が少ない点が挙げられます。また、LTE使い放題プランはデータ容量無制限なのが魅力的ですが、1日に一定以上の通信を行うと速度制限がかかってしまうようです。

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UQ mobile

  • 編集部評価:★★★☆☆ 総合88点
  • 月額料金:980円~4,980円
  • データ容量:2GB~14GB
  • プラン:データ高速プラン/データ高速+音声通信プラン/データ無制限プラン/データ無制限+音声通話プラン など
  • 料金割引:UQ家族割、UQゼロ学割、イチキュッパ割
  • キャンペーン:UQ mobile紹介キャンペーン、三姉妹ゴージャスキャンペーン など(2018年2月現在)
  • 取り扱い回線:au

テレビCMやポケットWi-FiのWiMAXで有名な「UQ mobile」は、いくつもの賞を受賞した実績を持つ、格安SIMの中でも顧客満足度の高い格安SIMです。

節約モードと高速モードを切り替えることが可能で、節約モードでSNSや音楽を利用すれば、データの消費量を0に抑えることができます。SNSを頻繁に利用するのであれば、かなりおすすめな格安SIMと言えるでしょう。

ネックなのはau回線のみの取り扱いという部分です。これまでドコモやソフトバンクでiPhoneを契約していて、そのiPhoneをこれからも使用しようと考えている場合は、SIMロック解除が必要になります。

UQ mobilでは15日間無料お試しを実施中なので、悩んでいるのなら体験してみるのも一つの手です。

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iPhoneでの格安SIMの乗り換え手順

今では3大キャリアのすべてで取り扱いが開始され、普及率約70%と高いシェアを誇るようになった人気のスマートフォンの1つが『iPhone』です。

高価ながらも、キャリアのサポート割引によって身近な存在となってきたiPhoneですが、実はスマホならではの思わぬ落とし穴もあるって知っていましたか?それが「SIMロック」です。

SIMロックについて

SIMロックってなに?

携帯電話会社(キャリア)から購入したほとんどのスマホにかけられている、「SIMカードの利用制限のこと」です。

auはauのSIMカード、ドコモはドコモのSIMカードというように、スマホを購入したキャリアのSIMカードのみを使えるようにすることを言います。つまり、auで購入したスマホで、ドコモやソフトバンクのSIMカードを使用することはできないのです。

キャリアから乗り換えて格安SIMを利用するのなら、できれば解除しておきたいところですが、2015年5月に施行されたSIMロック解除原則義務化によって、SIMロック解除の手続きを取ればこの制限は解除できるようになりました。

しかし、各社ごとにSIMロック解除の条件が異なったり、手数料が発生することもあるため、まだまだ一筋縄ではいきません。

今回は、iPhoneで格安SIMに乗り換える場合の各社の手順と、SIMロック解除をする方法を見ていきましょう。なお、SIMロック解除は2015年5月以降に販売されたiPhone6S以降が対象になります。

ドコモのiPhone

  • ネットワーク利用制限などの各種ロックがかかっていないこと
  • 携帯代の支払い実績が確認できること
  • 契約した本人であること(中古不可)
  • 購入日から100日が経過していること(例外有り)
  • 解約済みであれば、解約日から100日経過していないこと

ドコモでSIMロック解除を行うには、これらの条件を満たしていなければいけません。

SIMロック解除は、ドコモショップかMy docomoのどちらで行うかを選べて、ドコモショップだと手数料3,000円My docomoから手続きを行うと手数料が無料になります。SIMロックを解除したあとは、契約する格安SIMを申し込み、説明に沿って操作を行うだけです。

ただし、格安SIMで取り扱っている回線のほとんどはドコモ回線のため、ドコモ回線のプランを選ぶのなら、SIMロックの解除を行う必要はほとんどないと言っても良いでしょう。

というのも、SIMロック解除を行って他社回線のSIMカードを使用すると、テザリングが利用できなくなる可能性があるからです。

テザリングは、iPhoneをWi-Fiルーター(アクセスポイント)として使えるようにする機能のこと。この機能によって、外出先でもパソコンやゲーム機などをネットワークにつなげるようになります。

もし、テザリングを利用する予定がある人は、ロック解除を一旦保留にしたほうが賢明かもしれません。

auのiPhone

  • ネットワーク利用制限などの各種ロックがかかっていないこと
  • 契約した本人であること(中古不可)
  • 購入日から101日以降であること(例外有り)
  • 解約済みであれば、解約日から100日経過していないこと

上記を満たしていれば、パソコンやスマホからMy auにアクセスして手続きを行う(手数料無料)か、auショップの店頭で申し込む(手数料3,000円)かを選ぶことができます。

店頭で手続きを行う場合は、SIMロックを解除するiPhone本体・本人確認書類を持っていきましょう。手数料は契約中なら翌月の利用料金に合算、解約済みの場合はその場で清算となります。

もし、中古で購入した端末などで条件を満たせないのなら、SIMロックを解除せずに使用できる「UQ mobile」の格安SIMがおすすめです。auの子会社が運営している格安SIMで、UQ mobileならテザリングも可能と言われています。

ソフトバンクのiPhone

  • ネットワーク利用制限などの各種ロックがかかっていないこと
  • 契約した本人であること(中古不可)
  • 購入日から101日以降であること(例外有り)
  • 分割支払金・賦払金を一括清算していること
  • もしくは一括購入していること(例外有り)
  • 解約済みであれば、解約後90日以内であること
  • iPhoneに故障や水濡れがないこと

こうして見てみると、一括購入をしている必要があったり、水濡れは駄目だったりと、他社に比べてSIMロック解除の条件が厳しい印象を受けます。

加えて、ソフトバンク回線を取り扱っている格安SIMは少ないため、SIMロックが解除できないと選択肢が少なくなってしまいます。先ほどのランキングで言うと「nuroモバイル」と「U-mobile」のみです。

「少ないとはいえ選べるのならいいのでは」と思うかもしれませんが、選択肢が少ないことでテザリングなどの機能を諦めなければならなかったり、自分の予算・使用頻度に合わせたプラン選びも難しくなります。

ソフトバンクユーザーで、格安SIMへの乗り換えを検討している人は、自身がSIMロックを解除できる状況なのかを確認し、SIMロック解除の手続きを行いましょう。

なお、ソフトバンクショップは手数料3,000円で、My softbankは手数料無料で手続きを行えます。

SIMフリーのiPhone

SIMフリーのiPhoneというのは、携帯電話会社ではなく、Appleの公式サイトで販売されているiPhoneのこと。文字通りSIMロックがかかっていないので、どこの回線のSIMでも基本的には使用することが可能です。

キャリアで特別な手続きを踏むことはなく、契約する格安SIMのページにそのままアクセスして申し込み、後日、届いたSIMをiPhoneに差しこんでください。格安SIMで説明されている手順どおりに操作を行えば、キャリアで契約したときと同じように使用することができます。

格安SIM乗り換えチェック項目

次に、適切な格安SIMを選ぶために、自分の状況もあらためて確認していきましょう。

チェックする項目

  • 今はキャリアか格安SIMか
  • 使用中のスマホのSIMの種類
  • データ通信のみor電話もする
  • データ容量はどれくらい必要か

自分のスマホを確認する

現在使用しているスマホが、ドコモなどの「キャリア」なのか、それとも「格安SIM」なのかどうかを確認します。

格安SIM会社によっては、キャリアからの乗り換えでデータ容量が2倍になったり、SIMカード準備費が割引になったりといったキャンペーンをやっている可能性があります。

損をしない格安SIM選びの基準にもなってくるので、必ずチェックしましょう。

SIMの種類

SIMカードの種類は端末によって異なるため、SIMカードの種類にも注意を配りましょう。

具体的には3種類あり、主な違いはサイズです。

  • 標準SIM:ガラケーやiPhone~3GSなど
  • micro SIM:一部Android端末、iPhone4など
  • nano SIM:AQUOSやXperia、iPad pro、iPhone5以降など

最新機種はほぼ「nano SIM」と呼ばれる、この中で最も小さいサイズを採用しています。

そして、自身のスマホで使用できるSIMの種類を間違えてしまうと、サイズが異なるためにそのスマホには使用することができません。もちろんサイズ変更の申し込みは可能ですが、手数料が発生してしまいます。

事前に、iPhone8ならnanoSIMというように、スマホの機種と対応するSIMを確認し、サイズの選び間違えにはくれぐれも気をつけましょう。

電話機能を使うか

キャリアでは電話機能のついたプランしか契約ができないことがほとんどですが、格安SIMでは「データ通信のみのプラン」と「データ通信に電話機能もついたプラン」を選ぶことができます。

あまり日常で電話を使用しないという人でも、データ通信のみのプランを選ぶことで、さらにお得に運用できるようになるのです。

電話機能をよく使うという人は、かけ放題プラン(オプション)を選ぶのがおすすめです。5分間かけ放題から時間・回数無制限のかけ放題などもしっかり用意されているので、状況に合わせて選択してください。

自分に合った通信容量のプランを選ぶ

これまで契約していた携帯電話会社の月額利用料の料金明細から、月にどの程度のデータ通信を行っているか確認しましょう。

そして、プランを選ぶときに今使っているGB数と同じか、ある程度の余裕を持ったGB数のプランかを選びます。格安SIMの中には後からプランの変更を行えるところもあるので、契約してみたけれどあまり使わなかったというときにも安心です。

また、ネットサーフィンや動画を視聴するなど目的も明確にしておくと、格安SIMのプランを選ぶときの目安になります。

通常のネットサーフィンではそこまで通信容量を必要としません。そのため、5GB程度のプランでも快適に閲覧できます。反対に動画を頻繁に視聴する場合はデータ通信を大量に行うので、無制限のプランを選択するのが良いでしょう。

格安SIM乗り換え後のLINEの引き継ぎ方

スマホごと格安SIMに乗り換えるうえで「LINEが乗り換えても使えるかどうか」が心配な人は、多いのではないでしょうか。

連絡手段の一つとして利用している人の多いLINEですが、結論から言えば、引き継ぎを行うことで利用することはできます。引き継ぎ方を見ていきましょう。

旧スマホでメアド登録

別のスマホへ切り替えるため、まずは旧スマホで引き継ぎの準備を行います。

  1. 『LINE』を開く
  2. 下部のバーから「その他」を選択
  3. 右上「歯車のマーク」→「アカウント」の順にタップ
  4. メールアドレス」でメールアドレスを入力して「OK」を押す
  5. 入力したアドレスに届くメールの認証番号を入力して「メール認証」を押す
  6. パスワード」で任意のパスワードを入力して「OK」を押す
  7. 設定画面に戻り、「アカウント引き継ぎ設定」をタップ
  8. アカウントを引き継ぐ」をONにして次のステップへ

※この手順は2018年2月時点の最新バージョン(iOS)のものです。Androidも基本的には同じで、「メールアドレス」「パスワード」「アカウントを引き継ぐ」の3つの作業を行ってください。

一定時間を経過するか正常に引き継ぎが完了すると、自動でOFFに戻ってしまうので、このまま新スマホでの設定に移ります。

新スマホで設定

次に、新スマホへLINEをインストールして、設定を行ってください。

  1. 『LINE』を開く
  2. 「本人確認する」をタップ
  3. 旧スマホで登録した「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「OK」を押す

もし「アカウントの引き継ぎを続けるためには?」という画面が表示された場合は、旧スマホの手順「アカウントを引き継ぐ」がOFFになっている可能性があります。もう一度ONに変更しましょう。

また、もしすでに旧スマホが手元にないのなら、「引き継ぎ認証番号を受け取る」をタップすることで、登録した電話番号にSMSで認証番号が届きます。認証番号を入力して、引き継ぎは完了です。

トーク履歴は消える

トーク履歴は事前にバックアップを取っていなければ消えてしまいます。これを避けるためにはまずどちらの端末も「iCloud Drive」をONにしてください。方法は以下の通りです。

  1. 『設定』を開く
  2. 画面上部の任意の名前をタップ
  3. 「iCloud」へ移動し、「iCloud Drive」をONにする

続いてLINEの設定です。

  1. 旧スマホで『LINE』を開く
  2. 設定画面で「トーク」→「トークのバックアップ」の順にタップ
  3. 今すぐバックアップ」を押す
  4. 新スマホで『LINE』を開く
  5. 先ほどの引き継ぎを終える
  6. トーク履歴の復元画面で「トーク履歴をバックアップから復元」をタップ

※最新OS・最新バージョンでの設定方法です。

ただし、どちらも同じAppleIDでログインしている必要があります。また、異なるOS同士では(Android→iPhone、iPhone→Android)トーク履歴の復元はできません。テキスト形式でのバックアップを行ってください。

スタンプは引き継ぎOK

スタンプはアカウントに紐付けられているため、そのまま新スマホへ引き継がれます。

  1. 新スマホで『LINE』を開く
  2. 設定画面で「スタンプ」→「マイスタンプ」の順にタップ
  3. すべてダウンロード」をタップ

これで所持しているすべてのスタンプがダウンロードされ、トーク画面で使えるようになります。

乗り換えで同じ電話番号を使う方法

新しい電話番号になると、変更したことを伝えなければいけなかったり、覚えなおさなければいけなかったりと、不便なこともあるかもしれません。そんなときは電話番号を変更することなく他キャリアに乗り換えられる「MNP(ナンバーポータビリティ)」を利用します。

MNP予約番号を入手

利用するには解約前にMNP予約番号を入手します。大手キャリア3社の取得方法を見ていきましょう。

◆ドコモ

  • ドコモショップで手続き
  • 「151」もしくは「0120-800-000」へ電話
  • My docomoで手続き

※「一括請求・一括送付サービスの代表番号」「3回線以上でファミリー割引をご契約中の主回線」はMy docomoで手続きを行えません。

◆au

  • auショップで手続き
  • 「0077-75470」へ電話
  • My auで手続き(ガラケーのみ)

◆ソフトバンク

  • ソフトバンクショップで手続き
  • 「*5533」もしくは「0800-100-5533」へ電話
  • My softbankで手続き(ガラケーのみ)

基本的には電話で手続きを行うのがおすすめです。予約番号の有効期限は15日なので、それまでに転出を行いましょう。なお、転出を行わないまま有効期限を過ぎたとしても、自動で解約になったりはしません

そのため「とりあえず予約番号だけを発行する」といったことも可能になります。

格安SIMの契約

格安SIMへMNP転入するには、「MNP予約番号」「本人名義のクレジットカード」「本人確認書類」の3つが必要です。普通に乗り換える際とほぼ同じで、契約時にMNP予約番号を入力する点だけが異なります。

手数料は5,000円前後

  • MNP転出手数料:約2,000円~3,000円
  • 契約事務手数料:約3,000円
  • SIM準備費用:約300円

MNP転出手数料は、MNPを行ったときにのみかかる手数料です。MNPを利用するうえで必ず支払わなければいけない費用で、携帯番号そのままで乗り換えをするのなら避けては通れません。

番号の発行自体は無料ですが、乗り換え先で予約番号を使用して契約(転入)を行った場合は手数料が発生します。

乗り換え時期は毎月20日がベスト

乗り換え時期は毎月20日が良い、とされているのには締め日が関係しています。

先に紹介したとおり、解約日には「乗り換える前の携帯料金」と「格安SIMの携帯料金」が2重に請求されることになっています。それは契約の解約がされるまで、携帯の利用料金は発生するからです。

そして、解約月の日割り計算はされないケースがほとんどなので、たとえ1日に解約しても16日に解約しても、料金は変わらないのです。だからこそ、1日使っただけで1ヶ月分の料金が請求されるのなら、締め日になるべく近い日に解約した方がお得と言えるわけです。

契約しているキャリアの締め日を確認し、自分にとって一番ベストなタイミングで乗り換え先への転入を完了しましょう。

ただし、あまりゆっくりしていると締め日が過ぎ、またさらに次のタイミングまで待つことになります。MNP予約番号を発行するだけでなく、乗り換え先への転入(格安SIMとの契約)を終えなければ解約はされないため、なるべく早めの行動を心がけてください。

格安SIM乗り換え「Q&A」

最後に、気になる疑問についても答えていきます。

メアドは引き継げる?

キャリアメールを引き継ぐことはできません。

キャリアを解約・MNP転出した時点でメールアドレスも解約されます。そのため、キャリアとの契約を保持していない限り、引き継ぐことはできません。格安SIMでもメールサービスは利用できるので、そちらへ変更することになります。

スマホも購入したほうがお得?

あまりおすすめはできません。

「この機会に最新機種に買い換えたい」というなら、端末代半額などのキャンペーンでメリットはあるかもしれませんが、セット購入で携帯料金が安くなることはありません。月額の携帯料金に端末代金がプラスされるだけです。

格安SIMの安さを実感するためには、SIMカードのみの購入がおすすめです。

通話は途切れない?

品質はキャリアと変わりません。

格安SIMは、キャリアから回線を借りているため、キャリアと同品質で利用することができます。ただし、格安SIMで提供されている通話アプリを使用した場合は途切れる可能性が出てきます。

乗り換えで節約&快適をゲット!

格安SIMの利用料金は大手キャリアに比べてかなりの低価格です。そして、ャリアと同品質なので快適さも損なわれません。乗り換えるにあたり諸費用はかかりますが、それを考慮しても、結果的には安く済むのが魅力的です。

格安SIMへの乗り換えは、早ければ早い方がお得。更新月ではないとしても、今の月額料金を高いと感じているのなら、検討してみてはいかがでしょうか?