おしりにおできができた!痛いし恥ずかしいおしりニキビの原因や対処法とは

| スキンケア
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おしりの大きいしこりが痛い!これって何?

ある日突然激痛が走るおしりのおでき……。痛みはもちろんですが、腫れやしこりもあると大きな病気かもしれないと不安に陥ってしまいますよね。

今回はそんな悩みを解消するためにもおしりにおできができる原因に迫り、対処法や予防策を徹底調査しました。

  • 調査したサイト数⇒67サイト
  • 調査した口コミ数⇒約200件
  • 調査に費やした期間⇒1ヶ月

おできのなかにはセルフケアが可能となっているものもあるので、これ以上悪化させないためにも応急処置の方法や治し方をしっかりと確認していきましょう。

おしりのおできの特徴とは

おしりのおできにはいくつかの種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。当てはまるものがないかチェックして、早期治癒を目指しましょう。

おでき(癤・癰)

おできは、黄色ブドウ球菌による皮膚感染症を指します。黄色ブドウ球菌は皮膚内に生息する常在菌なため健康な人でも検出され、普段は私たちに悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、小さな傷口や高温多湿な環境といった細菌が好む環境によって誘発されてしまうと、毛穴や皮脂腺などから皮膚内へと侵入して増殖し、癤(せつ)癰(よう)を引き起こしてしまうのです。

癤(せつ)

癤は黄色ブドウ球菌が毛穴の深くまで入り込んだことによって炎症を起こした状態です。

初期段階からしこりがあるかのように皮膚が膨らんで毛穴の周囲が赤く腫れあがることが特徴で、痛みも伴います。

軽度であれば患部を清潔に保つことで自然に治癒するケースもありますが、腫れが大きい場合や痛み、膿が気になる場合はクリニックで治療を行うことが大切です。

放っておくと炎症がひどくなって跡が残ってしまう恐れもあるので注意しましょう。

癰(よう)

癰は近接する数カ所の毛穴で癤が発生したことによって、赤く大きく腫れあがってしまった状態を指します。

癤よりも更に深い部分で炎症を起こしていることもあって徐々に激しい痛みへと変化していくことが特徴です。

また、進行とともに患部が軟らかくなって徐々に膿が溜まっていき、発熱や悪寒を伴うケースもあります。

進行具合によっては内服薬や軟膏治療に加え切開手術も必要となるのでセルフケアではなくクリニックで治療を行いましょう。

おしりニキビ

毛穴に皮脂が溜まってアクネ菌が繁殖してしまったことが原因でできるおしりのニキビ。

おしりのニキビは初期段階である白ニキビや黒ニキビを経て赤ニキビや黄ニキビ、紫ニキビへと変化していくのが特徴です。

白ニキビや黒ニキビの段階だと清潔にしておけば自然と治癒するケースや市販薬で鎮静化するケースもありますが、赤ニキビ以降は炎症が進んでしまった状態なためセルフケアが難しいこともあります。

放っておくと炎症が進んでニキビ跡になる恐れもあるので、早めにクリニックを受診すると良いでしょう。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤(別名:アテローム)は毛穴の一部がめくれて袋状になったことによって、本来は自然と排出されるはずの角質や皮脂が溜まってしこりとなった状態です。

このしこりはどんどん大きくなっていくことが特徴で、開口部に黒い点ができることも多いといわれています。

残念ながら自然治癒することは無く、進行するとニオイが発生する恐れもあるので、早めにクリニックで治療を行う必要があります。

おしりにできるおできの原因は4つ

そもそもおしりのおできは何が原因で発生してしまうのでしょうか。大きな要因となる4つを順番にみていきましょう。

おしりの乾燥

汗をかきやすいおしりは、水分を蒸発しやすく乾燥しやすい傾向にあります。

体は肌の乾燥を感知するとその状態を防ごうと過剰に皮脂を分泌してしまうので、毛穴がふさがってしまうとニキビに繋がりやすくなります。そのため、おしりも乾燥から守ってあげることが必要です。

摩擦の刺激

長時間のデスクワークや下着・衣類による締め付けは摩擦を生み出します。

摩擦による刺激は皮膚が硬くなって黒ずみの原因になるだけではなく、分や皮脂を奪って乾燥を招く原因にもなるため注意が必要です。

長時間イスに座る場合は、クッションを敷いて摩擦を和らげてあげることをおすすめします。

蒸れにより雑菌が繁殖しやすい

下着や衣類で覆われていることの多いおしりは、通気性が悪いことから温度が上がりやすいだけではなく、汗で蒸れやすい傾向にあります。

高温多湿な環境は雑菌が好みやすいので、おできを発生させる原因となりやすくなってしまっています。

ストレス

ストレスはホルモンバランスが乱れる原因となり、ホルモンバランスが乱れると血行不良を招いて老廃物が蓄積しやすくなったり、皮脂の分泌が過剰になったりするケースもあります。

しっかりと対処を施しても繰り返しおできができてしまう場合は、ストレス解消に努めてみてはいかがでしょうか。

おしりのおできを悪化させない対処法

おしりにお出来ができてしまった場合は、医師に指示を仰ぐのが1番の解決策となります。

ただし、忙しくてなかなかクリニックを受診する時間が作れないという人も多いですよね。

そんな人は、以下の対処法を実践して、応急処置を施してみましょう。

おでき・ニキビにガーゼを貼る

おできやニキビにガーゼを貼ることで患部を外部の刺激から保護し、二次感染を予防する効果も期待できます。

ただし、押し付けながら貼ってしまうと患部に刺激を与えてしまうので、あくまでも優しくふんわりと貼ることを意識しておきましょう。

また、ガーゼを貼ったことで痛みやかゆみといった異変を感じた場合は即座に剥がすことも大切です。

熱を冷やし炎症を抑える

炎症によって熱を持った患部を流水で冷やしてあげると、一時的に痛みやかゆみが治まるケースもあります。

ただし冷やしすぎると血流が悪くなるだけではなく乾燥も招いてしまい、治癒が遅くなることもあるので注意しましょう。

抗炎症薬でケア

抗炎症成分が配合されたニキビ薬など、症状に合わせた市販薬で炎症を抑え、早めに鎮静化させる方法もあります。

ただし、市販薬には刺激の強い化学成分が多く含まれていることが多いことから乾燥が酷くなるものもあので、使用する際は注意が必要です。

おしりのおできの治し方

それでは、実際おしりにできものができてしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。

さっそくその方法を確認していきましょう。

ニキビはセルフケアが可能

おしりのニキビは顔にできたニキビと同様、炎症を抑えることができればセルフケアでも十分対処することが可能となっています。

ここでは、おしりにできてしまったニキビをいち早く目立たなくする、とっておきのケア商品を2つに厳選して紹介していきます。

パルクレールジェル

 \繰り返しできるニキビをケア!/

Source: 公式サイト

パルクレールジェル

  • 編集部評価:★★★★★ 総合95点
  • 価格:4,980円
  • 内容量:40g
  • メーカー:株式会社ビーボ

高品質の証であるモンドセレクション化粧品部門で2年連続銀賞に輝いたパルクレールジェル。今では数多くの芸能人や女優も愛用しているニキビケア用品で、その人気の秘密はパルクレールジェルの美容成分にあります。

パルクレールジェルには、若々しい肌を保つことに長けたプラセンタや肌のターンオーバーをサポートするアラントインといった2つの有効成分が軸となっています。

それに加え肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンや保水力に特化したトレハロースなどの美容成分がなんと98%以上も配合されているため、乾燥しやすいお尻のケアにもピッタリです。

定期便パックには永久返金保証が付いてくるので「まずは試してみたい!」という人にもおすすめとなっています。

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ジュエルレイン

 \満足度95%以上!/

Source: 公式サイト

ジュエルレイン

  • 編集部評価:★★★★★ 総合93点
  • 価格:2,490円
  • 内容量:60g
  • メーカー:株式会社ピカイチ

ピカイチから販売されているジュエルレインは、背中のニキビに特化したケア用品です。

ジュエルレインには保湿力に優れたシュガースクワランをはじめ、肌の安定化を図る水溶性コラーゲン液や潤いをもたらすアロエエキスなど豊富な美容成分が含まれています。

浸透力と保湿力に長けているので、背中だけではなく乾燥しやすいおしりにも十分有効なセルフケア用品といえます。

石油系界面活性剤や合成着色料といった添加物も含まれていないので「安心して使いたい」という人にもおすすめです。

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粉瘤は皮膚科での治療がおすすめ

粉瘤は残念ながらニキビケアを施しても改善する可能性はありません。

また、粉瘤はセルフケアでの改善は難しく、クリニックでの治療が最も適切とされています。治ったと思っても繰り返し発生してしまうケースもあるので、粉瘤と思われる症状がでた場合はクリニックを受診しましょう。

おでき・癤(せつ)は病院での治療がおすすめ

おできや癤は炎症を起こしている症状なので一見、ニキビケアと同じ対処法で改善できると思われがちです。

しかし、おできや癤は炎症が激しくそもそもアクネ菌が原因ではないこともあって、ニキビケアを施しても完治する可能性が少ないといわれています。癰も同様です。

むしろ、自己処理で済ませてしまうと跡になってしまうケースもあるので、粉瘤と同じようにクリニックで診てもらうことをおすすめします。

おしりのおできは病院でどんな治療をされる?

おできができると病院ではどのような治療が行われるのでしょうか。ここでは一般的な治療法に焦点を当てていきます。

薬で治療

最もポピュラーな治療法は薬での治療です。リスクも少なくコストもかからないので、安心して治療にのぞむことができます。

治療法は飲み薬と塗り薬に分かれることが多いので、どのような違いがあるのか2つの特徴をみていきましょう。

飲み薬

炎症が進んだおできには、アクネ菌の殺菌に有効な抗生物質の内服薬皮脂の分泌をコントロールするビタミン剤が有効的とされています。

なかには副作用が現れるものもあるので、事前に医師に相談しましょう。

塗り薬

塗り薬には抗菌作用がある軟膏を用いられるケースが多くあります。皮膚科によっては軟膏に加え、炎症の抑制効果があるステロイド剤を使用するケースもあるようです。

軟膏治療はまれにかゆみかぶれといった副作用を引き起こす場合があるので、違和感を感じたら使用を中止してして医師に相談することをおすすめします。

手術

飲み薬や塗り薬で効果が表れない症状の場合は、手術という選択肢を選ぶこともできます。実際どのような手術が行われるのか、みていきましょう。

単純切開

単純切開とは、ひし形に皮膚を切開しておできを取り除く手術法です。症状を根元から根絶できるというメリットがありますが、医師の腕次第では手術跡が目立つ場合もあるようです。

後悔しない治療を受けるためにも病院の口コミやカウンセリング時の対応などをしっかりチェックしておきましょう。

くり抜き法

くり抜き法とは、おできの部分に5ミリ弱の穴を空け膿と粉瘤の袋を除去する手術法です。

くり抜き法は手術跡が目立ちにくいというメリットがありますが、おできの大きさや周囲の組織まで癒着し影響を及ぼしてしまっている場合はくり抜き法では対応できず単純切開が行われるケースもあるようです。

放置する期間が長くなってしまうほど対応は難しくなってしまうので、早めにクリニックへ足を運びましょう。

おしりのおできの予防法

おしりにおできができないようにするためには、日頃からどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。ここでは今日から簡単にできる、おできの予防法を紹介していきます。

おしりを清潔に保つ

おしりはデリケートな部位で傷つきやすい傾向にあります。

例えば入浴の際にボディタオルでゴシゴシ力強く洗ってしまうと肌が傷ついてしまうことで、ニキビやおできができる原因となってしまうこともあるので注意が必要です。

おしりを洗う際は優しく洗って、すすぎ残しがないよう気を付けましょう。

おしりを保湿する

おしりは乾燥しやすい部位にも関わらず、保湿ケアをする人は少ないといわれています。そのため、おしりにおできができてしまう人は意外にも多いようです。

おしりのおできを事前に予防するためにも、顔を保湿ケアするようにおしりの保湿ケアも生活に取り入れていきましょう。

下着や服での摩擦・刺激を減らす

私生活においておしりは下着と密着している時間が長いこともあり、こもりがちな部位といえます。

こもりがちな部位は汗をかきやすく、さらに下着などの摩擦で刺激を受けるとそこからアクネ菌が発生しておできができるケースもあります。

それらの悩みを解決するには、下着の生地をシルクや綿100%など通気性の良いものに変えることをおすすめします。肌触りが良いものは汗だけではなく刺激や摩擦を減らすことができるのでおできの予防にも繋がるからです。

Tバックやボクサータイプのものも、おしりと下着の密着率を下げることができるのでベストな下着といえます。なるべく締めつけの少ない物を選んで、おしりの環境を良くしていきましょう。

おしりのおできに関するQ&A

最後におしりのおできに関する疑問点をまとめて紹介します。

おしりのおでき・ニキビは何科を受診するの?

主に皮膚科、美容皮膚科、外科で治療を受けることができます。

治療内容によって保険適用の有無も変わってくるので、足を運ぼうと考えている医院には事前に相談を行いましょう。

痛みが無ければ放っておいて大丈夫?

痛みが無くてもおできの内部で症状が悪化している場合もあります。そのため、できるだけ早いうちに対処することをおすすめします。

悪化してから治療を始めてしまうと、治療期間が延びるだけではなく跡が残る可能性もあるので注意が必要です。

おしりのおでき・ニキビは予防&早めの対処が大事!

おしりは普段人に見られる部位ではないので、普段からのケアもそうですが、肌トラブルが起きても治療を後回しにしてしまう人が多いようです。

しかし、放置していると炎症が進んでしまい跡になってしまう可能性もあるため、油断は禁物となります。

日頃からおできやニキビができない環境を作ることも大切ですが、万が一症状が出てしまった場合は早めに対処してキレイな美尻を保ちましょう!