腰痛の原因は花粉症だった!?予防・改善策も要チェック

腰痛の原因は花粉症だった!?予防・改善策も要チェック

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花粉症と腰痛に一見因果関係はないように思うかもしれませんが、実は「花粉症の季節は腰痛の季節」と言われているのをご存知ですか?花粉症と腰痛の関係と、予防法や改善策を調査しました。春の腰痛に悩まされている人は必見ですよ。

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花粉症の時期になると腰痛がひどくなる…

もともと腰痛に悩んでいる人は特にですが、普段は腰痛が気にならない人でも花粉症の時期は特に注意が必要です。今回は花粉症の幅広い症状や、花粉症で腰痛になるとされる原因、花粉症による腰痛の予防法や改善策を調査しました。花粉症の時期になると腰痛がひどくなる…という人は是非チェックしてくださいね。腰を痛めないエクササイズの紹介もあります。​

ひばり
博士、腰痛の原因に花粉症が関係しているかもしれないそうですよ。
カルナ博士
何じゃと?!花粉症の症状だけでも辛いのに、腰痛まで引き起こすとは…これは徹底的に調査が必要じゃな。ひばりくん、頼んだぞい。

花粉症の幅広い症状

花粉症の一般的な症状と言えば、水っぽいサラサラした水っ鼻や、鼻水がつまる鼻づまりなどの鼻水の症状、連続して何度もでるくしゃみ涙目目・喉・鼻のかゆみなどです。重度になると頭痛腰痛などの症状もあるそうです。

なぜ鼻水・くしゃみ・目のかゆみ・喉のかゆみといったアレルギー症状が起こるのかというと、まず体内に花粉が侵入した時に、それを「有害な物質」と判断し、Ige抗体と呼ばれる抗体物質を分泌します。その後、再び花粉が鼻・目・喉などの細胞に侵入し、Ige抗体と結合することでヒスタミンなどの化学伝達物質が分泌され発症します。花粉症は、花粉(アレルゲン物質)を体外に排出しようとして起こっている症状になります。

頭痛と腰痛の症状は、アレルギー反応による症状というよりは、アレルギー反応による花粉症の症状が慢性的に続くことで発症したり、誘発されて引き起こされることが多いです。そのため、花粉症の症状が長く続くような重度の人に多く見られるようです。

頭痛の症状は、花粉症によって鼻の粘膜が炎症を起こすことが原因のひとつと考えられています。痛み方は人によって異なるそうですが、鼻の粘膜がアレルギーを起こして腫れることで、鼻呼吸が困難になり、十分な酸素が行き届かなくなることで脳が酸欠状態になって頭痛となるようです。また、花粉症の症状で安眠できない状態が続くことで、慢性的な睡眠不足となって頭痛を引き起こすともいわれています。​

花粉症の幅広い症状

  • 鼻水(水鼻・鼻づまり)
  • くしゃみ(連続したくしゃみ)
  • 目のかゆみ・喉のかゆみ・鼻のかゆみ
  • 涙目
  • 頭痛
  • 腰痛

花粉症で腰痛になる理由は主に2つ

花粉症で腰痛になる理由は、主に「くしゃみなどをする時の姿勢」と「小腸のアレルギー反応」の2つと考えられています。

くしゃみ・咳・鼻をかむときに体に力が入る

くしゃみをするとき・咳をするとき・鼻をかむときに、お腹に力を入れて前かがみの姿勢になっていませんか?この「前かがみで力む」姿勢が腰の関節や椎間板に負担をかける原因になるそうです。また、前かがみの姿勢自体、腰にとって負荷のかかる姿勢ですが、そこへ腹部に力を入れてくしゃみや鼻をかむとことで、背骨のクッション材となる椎間板への衝撃が増して腰への負荷が大きくなります。

特にくしゃみによる腰への影響は大きく、くしゃみをする時に腰にかかる負荷は体重の約6倍といわれているそうです。つまり、体重50kgの人はくしゃみをする度に腰に300kgの負荷がかかることになります。

日に数回程度であれば腰にとってもそれ程負担にはなりませんが、花粉症の症状の特徴である、水鼻・鼻づまり・連続したくしゃみによって、何度も繰り返し腰に負担をかけていくことで腰を痛めやすくなるようです。

日頃から腰に不調がある人や、不調要因のある人は特に注意が必要です。

【くしゃみで腰を痛めやすい人】

  • ​腰の筋力が低下している人
  • 猫背や重心が左右のどちらかに偏っているなど、姿勢が悪い人
  • 椎間板ヘルニアや側弯(そくわん)症の人
  • 腰が硬い人・腰の動きが悪い人

小腸のアレルギー反応で腰痛が誘発される

小腸のアレルギー反応で腰痛が誘発されるとも言われています。小腸は消化器官だけではなく、体内の白血球70%が集まっているといわれている主要な免疫器官でもあります。体にとって有害とみなす菌やウィルスなどを腸内の白血球が攻撃し、感染を防いでくれます。花粉症の人の場合は花粉に対しても「有害菌」として排除作業の機能が働きます。

白血球は大きく、マクロファージ・リンパ球・顆粒球の3つに分類されますが、そのうち顆粒球は白血球の約60%を占めています。顆粒球は染まりやすい色素によって好中球・好酸球・好塩基球に分類され、中性の色素に染まりやすい好中球は、顆粒球の約90%を占めています。好中球は、腸内に侵入してきた花粉などの異物を除去するために、貪食して(取り込む)、活性酸素を産生して殺菌します。活性酸素は殺菌力が高く、菌の攻撃に有効的な反面、強力な酸化力によって、大量に分泌されると小腸内壁の細胞を傷つけてしまう恐れがあります。活性酸素によって傷ついた小腸の内壁が炎症を起こすと、「内臓体性反射」という小腸のアレルギー反応が起こります。

内臓体性反射は、調子の悪い内臓を防御しようと、その周辺の筋肉を固くすることで起こるとされていて、筋肉の緊張状態が長く続くことで肩こり・腰痛が誘発されるようです。小腸の内臓体性反射は、小腸の上の腰回りの筋肉に強く出るために腰痛を発症するケースが多いようです。

花粉症による腰痛を予防・改善するには

花粉症による腰痛を予防・改善する具体的な方法をいくつかあげましたので、参考にしてみてください。

花粉の吸いこみを避ける

当然のことですが、まずはアレルギーの原因である花粉を、なるべく吸いこまないようにしましょう。そのために、マスクとメガネを着用しましょう。マスクの着用で​吸い込む花粉の量を約3分の1~6分の1に抑えられ、メガネの着用では約3分の1の花粉を防ぐといわれています。

また、家の中に花粉をなるべく持ち込まないようにするために、外出時の服装にも気を配りましょう。静電気の発生しやすいウールは避け、花粉が付着しにくい綿ポリエステルなどの化学繊維の素材を選ぶと良いです。

くしゃみや咳で腰を痛めにくい体に

くしゃみや咳の衝撃をやわらげる姿勢や、腰のストレッチを行って痛めにくくしましょう。

くしゃみや咳の衝撃を分散させる

くしゃみや咳をする時に、腰にかかる負担を分散するような姿勢ですると良いです。具体的には、くしゃみや咳をする時に片手で背中を支えたり、お尻を壁につけたり、手を壁や机などについてすると、腰にかかる衝撃を壁や机に分散させることができます。また、くしゃみなどの衝撃で首が大きく動くことを防ぐために、顔は下に向けておくと良いそうです。

くしゃみの場合は、少し膝を曲げて膝をクッションのようにしたり、曲げた膝に両手をついて腕に衝撃を分散させる方法もあります。自宅などに居る時は、膝を床につけて上半身が動かないように座ってするのも腰への負担が軽減されます。

くしゃみで腰を痛めないエクササイズ

デスクワークなど、長時間同じ姿勢でいた時などにおすすめの腰回りのエクササイズがあります。道具を使わずに行えますので、試してみてください。

【おすすめエクササイズのやり方】

  1. ​まずは平らな場所で、腰(骨盤)に両手をあててまっすぐに立ちます。※この時、手の指が下を向くように添えます
  2. 軽く膝を緩めます。※意識して膝を曲げるのではなく、力を抜くように行います
  3. おへそを前に傾けるように、床方向にむけ、ゆっくりと骨盤を傾けます。※この時、骨盤が動くことを意識しながら行います
  4. 今度はおへそが天井を向くように反対に(反らすように)、ゆっくりと骨盤を傾けます。

はじめのうちは腰部の筋肉が硬くなっていて、動かしにくいかもしれませんが、何度か行っているうちに軽く感じるようになると思います。慣れて来たら徐々に回数を増やして行くと良いでしょう。

ゆっくりとお風呂に入って筋肉をほぐす

腰痛は血行不良による筋肉のコリが原因であることが多いので、ゆっくりとお風呂に入って筋肉をほぐすと良いでしょう。入浴は、温かいお湯による血行促進効果が期待でき、血流を良くすることで腰回りのコリをほぐし、腰痛の予防と改善効果が見込めます。

また、お湯の浮力によって腰の負担が軽減されるので、入浴しながら腰を伸ばすような軽い体操をするのも効果的です。入浴後は全身のストレッチをするのも良いでしょう。筋肉や関節がほぐれているので、普段よりも柔軟に行え負担も軽減されやすいです。

腰痛ベルトやコルセットを使う

上半身の揺れを抑えることで腰への負担が軽減されるので、腰痛ベルトやコルセットを使って腰回りを固定しておくのも良い方法です。すでに腰に不調がある時にあらかじめ装着しておけば、くしゃみなどの急な症状にも対応でき、衝撃も緩和されます。

腰痛ベルトやコルセットについては、多用すると腰回りの筋力が低下するとして、回復に応じて使用時間を短くするなど、使用に際して注意を促す意見もあれば、逆に筋力の衰えには関係しないので多少痛いくらいでも使用するのをすすめている意見もあります。使用期間に違いはあれど、どちらにしても腰痛を我慢して使用せずにいると、腰痛を悪化させてギックリ腰になったり、腰痛を軽減させようと膝に負担をかける姿勢をとることから膝を悪くするといわれています。腰痛の状態に合わせて腰痛ベルトやコルセットを使用すると良いでしょう。​

深呼吸と鼻呼吸で血行を改善

くしゃみや咳によって前かがみの姿勢になると、肺が圧迫されて酸素が十分に取り込めなくなり、血行不良を招きやすくなるそうです。血行不良によって肩こりなどが誘発されるので、血行を改善する必要があります。酸素を全身に取り込むことで、体の血行を改善する効果があるので、そのために深く呼吸することと、鼻呼吸することがポイントです。深呼吸は腹式呼吸でなくても、深い呼吸を意識することが大切だそうです。

また、鼻呼吸すると、花粉などのアレルゲン物質やウィルスが鼻の粘膜や副鼻腔の粘膜によって体内への侵入を妨げられます。口呼吸は、花粉などが直接喉から体内に侵入しやすいため、花粉症だけでなくインフルエンザなどのウィルスにも感染しやすいとされています。普段から鼻呼吸を心がけることは、花粉症の予防だけでなく、ウィルスの感染予防にも繋がります。

花粉の諸症状がひどい場合はがまんせずに病院へ

色々な対策を行っても花粉を完全にシャットアウトすることは難しいものです。花粉の諸症状がひどい場合はがまんせずに病院へ行きましょう。

一般的な花粉症の症状で鼻水や喉の症状が強い場合は耳鼻咽喉科、目のかゆみが気になる場合は眼科、体のかゆみの場合は皮膚科など、症状の出かたによって選ぶと良いでしょう。また、腰痛を伴う場合は整骨院や整体院などで腰の状態を花粉症の治療とは別に診てもらうようにしましょう。

腰痛を緩和して少しでも花粉症シーズンを楽に乗り越えよう

日頃からデスクワークなど同じ体勢でいることが多い人や、力仕事で腰に負担をかけている人は、仕事の合間などに腰回りの筋肉を伸ばして腰への負担を軽減させたり、腰回りの筋力をつけておくと良いかもしれませんね。もちろん、マスクやメガネなどで花粉対策をするのも大切です。腰痛を緩和して少しでも花粉症シーズンを楽に乗り越えましょう。

参考リンク

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