えっ冬でも花粉症になるの?花粉の種類と対策・予防策を紹介!

えっ冬でも花粉症になるの?花粉の種類と対策・予防策を紹介!

MwjVfCfD.jpg

冬なのに花粉症みたいな症状……風邪かな?えっ?!これって花粉症なの?!花粉症は春だけなんて思っていませんか。花粉の散布時期は植物によって異なりますが、アレルギーの多いスギやヒノキの花粉は、早い地域だと1月には散布が始まっていますよ。

シェアする

なんで冬に花粉症の症状が…

冬なのに鼻がムズムズ、目がかゆい!まるで花粉症のような症状に悩まされたりしていませんか?それ、花粉症かもしれません。花粉の散布時期は植物によってさまざまで、年中なにかしらの花粉が空気中を浮遊しているのです。花粉症などのアレルギー体質をお持ちの人は、連鎖的にアレルギー反応を引き起こしやすいので、自分が持っているアレルギーの花粉散布時期以外にも、マスクやめがねでの対策を怠ると別のアレルギーを発祥するかもしれません。


おすすめ花粉ケアサプリメント!花菜の選べる乳酸菌

冬に花粉症の原因になる植物の種類

花粉は年中空気中に浮遊していて私たちの生活範囲に潜んでいます。そんななかでも、花粉が散布されているとあまり知られていない冬でも花粉症になったりするんです。その、花粉症の原因になる花粉は、どのような植物のものがあるのでしょうか。

スギ

日本人の花粉症患者でスギのアレルギーを持っている割合は約8割と言われており、ほとんどの花粉症がこのスギによるものです。木材として加工しやすいことから植林が盛んに行われ、今では山に多く存在しています。

地域別おおよその花粉散布時期

北海道エリア:3月中旬~5月下旬
東北エリア:1月下旬~6月下旬
関東エリア:8月以外
東海エリア:10月中旬~5月中旬
関西エリア:10月上旬~5月上旬
九州エリア:8月以外

北海道エリアは比較的にピーク時も散布量は少ないですが、関東エリア・九州エリアは、1年を通してスギ花粉の散布が行われており、油断できない状況です。2月中旬から3月末までがスギ花粉のピークとされていますが、関東エリアでは2月上旬から4月下旬まで散布量が大幅に増えているので対策が必要です。

イネ

春先に多いと思われがちなイネ花粉ですが、実は冬から散布は始まっています。

地域別おおよその花粉散布時期

北海道エリア:4月中旬~6月末
東北エリア:3月中旬~12月下旬
関東エリア:1月以外
東海エリア:3月中旬~10月下旬
関西エリア:12月以外
九州エリア:1月以外

イネは多くの地域で1年を通して花粉の散布が確認されています。とはいえ、東北・関東エリア以外はピーク時もスギほどの散布量はなく、ゆるやかに散布を続けます。全国的に3~6月がピークとされていますがイネのアレルギーをお持ちであれば、年中花粉症の症状が出る可能性があります。

ブタクサ

ブタクサ花粉は飛散距離が短く風に乗らないので遠くまで散布されにくいため、ブタクサに近づかなければ症状があらわれにくいとされています。

地域別おおよその花粉散布時期

北海道エリア:散布なし
東北エリア:8月上旬~10月下旬
関東エリア:7月上旬~12月下旬
東海エリア:9月のみ
関西エリア:8月中旬~10月中旬
九州エリア:9月上旬~10月下旬

ブタクサは比較的散布量も少なく、時期も気候の暖かい夏季に多くみられますが、暖冬になると1月頃まで散布が続く事もしばしば。9月頃に花粉散布のピークとなります。

ハンノキ

ハンノキの花粉はアレルギー症状が強いと咳から喘息へと発展する可能性があります。また、ハンノキの花粉に含まれるPR-10とうアレルゲンタンパクに似たたんぱく質がバラ科の果物に含まれているため、バラ科の果物を摂取すると身体が花粉と勘違いして花粉症の症状を発症したり、口腔アレルギーに発展するかもしれません。その他にもスイカやキュウリ、メロンなどのウリ科や柑橘類でも発症したという報告がされているので一度果物摂取でアレルギーを発症した人は要注意です。アレルギー症状を発症すると、別の果物を摂取した際にもアレルギー反応が起こり、アナフィラキシーショックを発症する危険があります。

バラ科の果物一例:さくらんぼ・梨・枇杷・苺・杏・りんご・桃

地域別おおよその花粉散布時期

北海道エリア:4月上旬~6月下旬
東北エリア:1月上旬~6月下旬
関東エリア:1月上旬~5月下旬
東海エリア:1月上旬~4月下旬
関西エリア:1月上旬~6月下旬
九州エリア:1月中旬~5月下旬

冬に散布の多いハンノキの花粉は2月~3月頃にピークを迎えます。とはいえ、春先から梅雨時期にかけて微量ながらも散布が続いているので夏を越えるまでは要注意です。

ヒノキ

目が痒くなる症状が強く出る傾向にあるヒノキですが、スギの花粉とヒノキの花粉の構造が似ているため、スギの花粉症を持っている人はヒノキの花粉でもアレルギー反応が出やすくなってしまうといわれています。

地域別おおよその花粉散布時期

北海道エリア:3月上旬~5月下旬
東北エリア:3月上旬~5月中旬
関東エリア:1月中旬~7月中旬
東海エリア:3月上旬~5月下旬
関西エリア:1月中旬~5月下旬
九州エリア:3月上旬~5月中旬

スギに次いで多いのがこのヒノキ花粉症です。散布量も非常に多く、3月~4月頃の春先がピークになります。行楽シーズンと花粉散布のピークが重なるので、お花見やピクニックなど、外出が多くなるこの季節は花粉症対策をしっかりとして出かけたいですね。

カモガヤ

イネ科の植物で、散布時期や花粉の成分はイネとほぼ同じです。5~8月の梅雨から夏にかけて発症することが多く、アレルギー反応が強いことから口腔アレルギーを発症してしまう危険性があります。カモガヤ花粉症人がスイカやキウイ、メロンなどの果物を摂取することによって食物アレルギーを引き起こす原因となります。

カルナ博士
花粉はピーク時期以外にも花粉は飛んでおるんじゃな。
ひばり
特に関東エリアは年中何かの花粉がさ迷っているのね。もちろん、それ以外のエリアもしっかり予防しないといけないわ。花粉症対策の基本は、花粉の散布が始まる2ヶ月前からの予防よ。
カルナ博士
じゃとしたら一年中対策が必要ということなんじゃな。住みにくい世の中になってしまったわぃ……。

花粉症の予防方法

花粉症は身近なもので予防できます。花粉症は体内のアレルゲンを受ける受け皿がいっぱいになってあふれ出た時にアレルギーを発症することから起こります。そのため、体内にアレルゲンを取り込まないようにすることが花粉症の予防につながるのです。

マスクやメガネで花粉を防ぐ

花粉症を予防する方法として、手近で簡単なものがマスクやメガネですよね。ただし、マスクとメガネ一緒に装着するとどうなるか……メガネ族の人なら容易に想像できますよね。メガネをかけたことがない人のために一言で説明しますと”曇り”ます。そう、マスクとメガネを同時に装着するとメガネが曇ってしまうのです。

どうして曇ってしまうのか。それは、マスクのつけ方に問題があるからなのです。マスクと顔の間に隙間があるから、マスクの上部から息が漏れてメガネを曇らせてしまうのです。メガネを曇りにくくするためには、顔にフィットするようにマスクを装着しましょう。

メガネを曇りにくくする方法

  1. マスクのワイヤーを鼻にフィットするように折り曲げる
  2. 鼻とマスクの密着部分に折り曲げたティッシュやコットンなどを入れて隙間をなくす

これだけでメガネの曇り具合が格段に変わります。せっかくマスクをしていても隙間から花粉を取り込んでしまっていてはもったいないので、マスクの隙間はしっかりと埋めましょう。市販のマスクでもマスクが曇らないよう対策がなされているマスクが販売されています。

曇らないメガネを買う?買わない?

花粉症対策でメガネとなると、視力が悪くない人はファッションメガネを選びますよね。最近では100円均一のショップにもオシャレな伊達メガネがあったりして身近に手に入るようになりました。メガネ店では曇らないレンズの販売もされていますが、花粉症のためだけに数千円や数万円だして良いメガネを買うのは……という人のために、既存のプチプラでオシャレなメガネを曇らない(曇りにくい)メガネに変身させてまいましょう!

方法は簡単。曇り止めを塗布するだけ。こちらも100円ショップなどで購入できるので、上記のマスクをフィットさせる方法と一緒に使えばよりメガネを曇りにくくできますね。また、メガネもフィットするタイプのものが販売されているのでそれを試してみるのもいいと思います。

衣服に注意して室内に花粉入れない

どれだけ室内を掃除していても、外から帰った時に服に花粉が付着していたら元も子もありません。安全なはずの室内に花粉を招き入れてしまっては安らげるはずの家ですら地獄と化してしまいます。そのためには室内に花粉を持ち込まないことが重要です。

室内に花粉をなるべく持ち込まない方法

  • 家に入る前に外で服をはたいて花粉を振り払う
  • 花粉が付着しやすいセーターやフリースの服は避ける
  • ポリエステル・ナイロン・レザーなどの花粉が付着しにくい服を選ぶ
  • 静電気防止スプレーを衣類に塗布しておく
  • 衣類の洗濯には柔軟剤を使用する
カルナ博士
花粉は静電気によって衣類に付着するんじゃ。じゃから静電気防止スプレーは花粉を付着させないために重要な役割を果たしてくれるんじゃよ。
ひばり
博士、物知りね。洗濯の際に柔軟剤を使用するのも、静電気を発生させないためには重要な工程なんですよ。

掃除をしてハウスダストも予防

空気の入れ替えで窓を開けたり、人の出入りがあると家の中にもかならず外からのホコリや花粉などが入ってきます。また、ダニや最近なども室内の空気中やじゅうたん、布団などに発生しているのでこまめに掃除をして室内を清潔に保ちましょう。夏場や暖かい時期は窓を開けることも多いですし、冬場はマフラーや手袋、コートなど花粉の付着しやすい生地を着用する傾向にあるので、外からの花粉を取り除くためにも少しでいいので掃除機やモップかけを心がけてみましょう。

花粉の最新情報を毎年にチェック

日本気象協会が発表している2017年の花粉の散布情報です。今年のスギとヒノキの花粉は、昨年に比べ、西日本で200%以上と予想されている地域が多く、花粉症の人は気が抜けない予報になっています。対して東日本は昨年より50%と非常に少ない割合となっていますが安心はできません。2016年の花粉散布が例年より少なかったこともあってか、今年はより一層症状が出る人が多くなるかもしれませんね。

地域別スギ・ヒノキの花粉散布(昨年度比)

北海道エリア:50%(北海道のみシラカバ花粉)
東北エリア:40%
関東エリア:70%
東海エリア:240%
関西エリア:290%
九州エリア:270%

例年に比べると平均、もしくは少し多いくらいの散布量ですが、昨年が少なかったことから今年は症状が強くでるかもしれません。花粉症の症状はもう現れている人も多いでしょうが、花粉症は、散布時期の2ヶ月前からの対策が必要不可欠です。まだ花粉の時期じゃないからと甘く見ていては本格的なシーズンに到来したとき、目のかゆみや鼻水で大変な思いをするでしょう。今年は西日本の気候条件がよかったため、西日本の花粉散布が多いので西日本にお住まいの人や旅行の時には十分な対策を行ってください。


カルナ博士
こ……今年は花粉症が猛威を振るいそうな予感じゃ……!

すでに症状が出ている時の対策

花粉症予防で防げるなら花粉症になる前にそうしておきたかった……後悔先に立たずです。すでに花粉症を発症して症状があらわれている人には普段の生活にちょっとプラスするだけで花粉症を和らげる方法を伝授。

花粉症を和らげる食事

目のかゆみや鼻水、くしゃみなど、花粉症の症状として代表されるこれらを和らげるにはヒスタミンを抑制する必要があります。このヒスタミンは抗ヒスタミンの作用を含む食品を摂取することで抑えることができます。

抗ヒスタミン作用のある食材

  • ブロッコリー・キャベツ・小松菜
  • 紅茶・緑茶
  • きのこ類
  • 海草
  • ヨーグルト
  • レモン・オレンジ
  • イチゴ

ヒスタミンを多く含むNG食材

  • ほうれん草
  • 茄子
  • マグロ・カツオ・サバ・アジなどの魚介類
  • ビール
  • チョコレート・ココア・コーヒー
  • 卵白
  • トマト
  • サラミ

肉や魚介類に多くふくまれるヒスタミンは摂取するとかゆみを増加させてしまいます。花粉症の症状でかゆみがあるならヒスタミンを含む食品は控えてみましょう。

ツボでスッキリ

目のかゆみや鼻水で辛いですよね。かゆみの改善はできませんが、疲れた目と鼻をスッキリさせるツボを押して少しでも花粉症の辛さを軽減できるといいですね。

花粉症に良いツボ

承泣(しょうきゅう)
疲れ目に効果的。両目の真ん中の下側、骨のふちのくぼみにあります。目安は、ゆっくり5秒、3~5セット押すことです。

清明(せいめい)
疲れ目や花粉症のツボ。目頭の少し上の部分を鼻をつまむような形で押さえます。ゆっくり5秒、3~5セットが目安です。

合谷(ごうこく)
顔全体に効果的なツボ。目のかゆみや鼻水に効果的。手の甲の人差し指と親指の間にあるくぼんだ部分。痛気持ち良いくらいの圧で適度に揉むと良いでしょう。

上迎香(じょうげいこう)
鼻づまりを緩和してくれるツボ。両側の鼻の付け根にあり、押すと痛みを感じます。ですが強く押さないと効果的ではありませんので少し我慢して数秒押してみてください。鼻づまりが緩和されます。

迎香(げいこう)
上迎香の下側にある、鼻づまりに良いツボ。小鼻のくぼみに位置しており、下方向に強く押すと鼻づまりが緩和されます。

健康サポートにサプリメント

花粉症対策として頼りになるのがサプリメント。重度の花粉症でもないし病院に行くのはちょっと……という時に、サポートとして取り入れやすいですよね。アレルギーに効果的な成分を含むサプリがあれば花粉症対策にもなりますし、日々の生活に必要不可欠な栄養も、簡単に取り入れることができます。

花粉症に効果が期待できる成分
乳酸菌:乳酸菌によって腸内環境が改善されることによってアレルギー症状を抑える働きがあります。
ビタミン:A・C・Eはそれぞれ皮膚や粘膜の正常化をはかったり、強化したりします。花粉症による肌のかぶれから守ります。
食物繊維:乳酸菌同様、便秘気味の方は食物繊維を摂取して腸内環境を正常化させるとアレルギー症状を抑える効果が期待できます。

乳酸菌やマルチビタミン、食物繊維などはいろいろなメーカーからサプリメントが出ているので手に入れやすいですよね。

オススメサプリメント

花菜の選べる乳酸菌


価格:新規購入1980円(税別・送料無料)
内容量:1箱30粒入×2袋
メーカー:花菜
同じ乳酸菌を毎日摂っていると腸内が乳酸菌に慣れて効果が薄れてしまうんです。花菜の選べる乳酸菌は、種類の違う乳酸菌を飲み分けて効果を持続させるタイプのサプリメント。1cm程度のタブレットタイプでラムネのような味がします。1日2錠を毎日続けることによって腸内を活性化します。
花菜の選べる乳酸菌

サントリーマルチビタミン&ミネラル


価格:1,900円(税別)
内容量:180粒

メーカー:サントリーウェルネス株式会社
1回3錠を好きなときに飲めるタブレットタイプのサプリメント。9mm程度の大きさで味もさほど感じません。栄養バランスの偏りが気になる人にもオススメ。名前のとおり、体に必要なビタミンの成分がたくさん詰まっています。ミネラルも含んでいて相乗効果も期待できます。
サントリーマルチビタミン&ミネラル

市販薬を使う

花粉症対策にはアレルギー系の市販役を使うのも効果的。ドラッグストアでは、花粉症に効果のある市販役が多く販売されています。症状が重い場合は病院を受診した方がいいですし、むやみやたらに服用してはいけませんが、用法容量を守って正しい付き合いをしたいですね。

花粉症に効果的な市販薬

アレグラFX(第2類医薬品)


メーカー希望小売価格:1,886円(税抜)
メーカー:サノフィ株式会社
15歳未満の服用は原則禁止です。1回1錠、朝夕2回の服用です。フェキソフェナジン塩酸塩とい第2世代の抗ヒスタミン剤で、眠くなりにくいのが特徴ですが、効き目には少し時間がかかります(1日~数日程度)。

アレグラFX

カルナ博士
花粉症対策には免疫力を高めるのが効果的じゃそうじゃぞ!
ひばり
特に最近は腸内環境の改善が花粉症に良いということが研究で明らかになってきました。体内で働く免疫細胞の7割が腸内で生成されているんです。
カルナ博士
腸内環境を整えることが免疫細胞の増加と免疫力向上につながるんじゃな!

花粉症が辛いなら病院で治療

重い花粉症はサプリメントや薬では太刀打ちできません。すぐにでも専門医を受診して診断を仰ぎましょう。

血液検査で原因特定

液検査では、どのようなアレルゲンを持っているのかを特定できます。花粉症は、花粉を体内へ取り込むことによって花粉のたんぱく成分が抗原となって、IgEという抗体を生成し、そのIgEが一定量体内に蓄積されると発症します。体内にあるIgEの受け皿は人それぞれで、規定の水準はなく、人によって花粉症を発症するひとしない人がいるのはこの為なのです。

花粉症を引き起こすと言われている花粉の種類は50種類以上あり、検査する花粉の種類を自身で選ぶこともできますが、スギやヒノキ、ブタクサなどのメジャーな花粉を30種類程度から検査してくれます。検査内容(検査したいアレルゲンの種類)によっては検査費用が変わってくる病院もあるので、検査するときは多くの種類を追加なしで検査できる医療機関を選択したいですね。

検査は採血によって行いますが、最近では注射器を使わず、指の先から数滴、血液を採取するだけでできる検査もあります。アレルギーの血液検査は検査項目によって異なるので3日~2週間程度を目安にしているといいでしょう。

薬を使った治療方法

重度の花粉症で処方される薬には、その症状によってさまざまな種類があります。どのような薬が何にどう効くのでしょうか。

ケミカルメディエーター遊離抑制薬

アレルギー性の鼻炎などに用いられる薬。ゆるやかに効果があらわれるので服用後1週間以上は様子をみる必要があります。副作用も少なく、花粉症の初期治療に用いられる薬です。

  • クロモグリク酸ナトリウム(インタール)
  • トラニラスト(リザベン)
  • アンレキサノクス(ソルファ)
  • レピリナスト(ロメット)
  • イブジラスト(ケタス)
  • タザノラスト(タザノール、タザレスト)
  • ペミロラスト(アレギサール、ペミラストン)

ケミカルメディエーター受容体拮抗薬

第一世代抗ヒスタミン薬(ケミカルメディエーター受容体拮抗薬)
鼻炎などのアレルギー症状に用いられる薬。即効性はある(10~20分)が、比較的めまいや眠気などの軽いものから嘔吐や下痢、食欲不振などの副作用が報告されており、投与が禁忌とされている疾患も多い。

  • d-クロルフェニラミン マレイン酸塩(ポララミン)
  • シプロヘプタジン塩酸塩(ペリアクチン)
  • クレマスチン フマル酸塩(タベジール)
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩(レスタミン)
  • ヒドロキシジン塩酸塩(アタラックス)

第二世代抗ヒスタミン薬

効果が現れるのは服用後1~2日後とゆるやかに効いてきます。持続性が長く、続けることによって改善率はあがります。副作用は肝臓や胃腸の障害や眠気、場合によっては心筋障害など。

  • 塩酸オロパタジン(アロレック)
  • 塩酸セチリジン(ジルテック)
  • レボセチリジン塩酸塩(ザイザル)
  • フマル酸ケトチフェン(ザジテン)

トロンボキサンA2拮抗薬
くしゃみや鼻水に効果を発揮する薬。鼻粘膜の過敏性を抑えます。血小板凝集抑制作用があるので血液をさらさらにするような薬を服用している人は注意が必要です。副作用は肝障害・発疹・腰痛・腹痛・頭痛など。

  • トロンボキサンA2合成酵素阻害薬:塩酸オザグレル(ドメナン、ベガ)
  • トロンボキサンA2拮抗薬:セラトロダスト(ブロニカ)
  • トロンボキサンA2受容体拮抗薬:ラマトロバン(バイナス)

ロイコトリエン受容体拮抗薬

鼻づまりなどの症状に多く処方される。1週間程度で効果が現れるが肝障害や発疹、下痢、腹痛などの副作用もみられる。白血球や血小板の減少も報告されている。

  • プランルカスト(オノン)
  • ザフィルルカスト(アコレート)
  • モンテルカスト(キプレス)
  • モンテルカスト(シングレア)

Th2サイトカイン阻害薬

生理活性物質であるサイトカインのうち、IL-4とIL-5というリンパ球から生成されるアレルギー性疾患と関係性の深い物質を抑制し、くしゃみや鼻水を緩和します。効果には数週間程かかります。

  • トシル酸スプラタスト(アイピーディ)

ステロイド薬

抗炎症作用の働きによって炎症を抑制する。約1日で効果があらわれる。点鼻薬は安全性が高いため、最近では主流となっています。

  • フルチカゾン フランカルボン酸エステル(アラミスト)
  • モメタゾン フランカルボン酸エステル(ナゾネックス)
  • デキサメタゾン シペシル酸エステル(エリザス)
  • フルチカゾン プロピオン酸エステル(フルナーゼ)
  • ベクロメタゾン プロピオン酸エステル(リノコート・タウナス)

自律神経作用薬

α交感神経刺激薬

1~2週間程度の短期間のみの使用が原則。鼻閉による睡眠障害や神経症状を起こしている人に処方される。長期的に利用するとリバウンドによって鼻閉がより強くなってしまうため短期の使用としている。

/抗コリン薬
アセチルコリンがアセチルコリン受容体への結合を阻害する薬物のため、副交感神経が抑制され副作用も強い。長期的な使用によって認知症の発症リスクもあがるという研究結果があり、抗コリン薬の使用には慎重になる必要がある。

  • 臭化イプラトロピウム(アトロベント)
  • 臭化フルイトロピウム(フルブロン)

その他の治療方法

花粉症治療は食事療法や薬物療法以外にも手術や免疫療法があります。あまりにも花粉症の症状が酷くあらわれる場合はレーザー治療や免疫療法などを検討してみてください。

レーザー治療

手術といってもレーザーでの治療で、耳鼻科などのクリニックなどでも行え、数分で完了します。保険が適用されるので個人の負担は1~1.5万円程度とされています。鼻の粘膜に微弱なレーザーを照射して鼻腔内の腫れや炎症を抑えます。効果まで1ヶ月程度かかりますが副作用はなく、比較的安全に受けることができます。

舌下免疫療法

免疫治療とは、少しずつ免疫をつけていく治療法のことです。そのため、舌下免疫療法では、自身が発症しているアレルギーのアレルゲンデある花粉を少しだけ舌に投与し、すこしずつ慣れさせていくのです。これをすることによって花粉を吸い込んでもそれが体内の異物だと認識されにくくなり、花粉症の症状が緩和されるのです。ただし、舌下免疫療法で使用するのはスギ花粉のエキスなので、スギの花粉症を発症している12歳以上が対象となっています。アナフィラキシーショックの可能性があるので医師の指示のもと、慎重に行う必要があります。

カルナ博士
辛い花粉症にはレーザー治療も効果的なんじゃな。市販約やサプリメントで花粉症対策をしている人は、長く辛い思いをするよりレーザー治療をしたほうがコスパ的にもいいかもしれんのぉ。
ひばり
確かにそうかもしれないわね。でも博士、むやみにレーザーをすすめちゃダメなんじゃないの?まずは専門医に相談してくださいね。花粉症と勘違いはしていない?

風邪

鼻水やくしゃみ、頭痛など、花粉症の症状は風邪と似ているので勘違いすることもしばしば。そのため、花粉の季節で花粉症のような症状があらわれていることから風邪であるのに花粉症と勘違いして肺炎などに発展してしまうケースも。自身で判断せず、医療機関を受診して指示を仰ぎましょう。花粉症の場合は目のかゆみなどの症状もでてくるので、必ずではないですが、目のかゆみが出ていないのに花粉症かな?と思うときは同時に風邪も疑ったほうがいいかもしれません。

ハウスダウトアレルギー

ハウスダストやアレルギーもくしゃみや鼻づまり、鼻水などの花粉症のような症状があらわれます。風邪の時でもそうですが、花粉症は目のかゆみもあらわれやすいので、ひとつの目安になります。ただ、アレルギーから目のかゆみを併発する場合があるので一概には言えませんが、アレルギー性の鼻炎やハウスダストのほとんどの原因がダニといわれているので、一度アレルギー検査をして、ダニのアレルギーがあるか把握するといいでしょう。

咳が出ても花粉症の可能性

風邪と花粉症は症状が似ているというのは先述でもお伝えしましたが、花粉症でも咳や頭痛なども起こるときがあるんです。ですから症状による判断がとても難しく、思い込みは禁物です。花粉症でも目のかゆみが出ないこともあるので個人での判断は控えましょう。

花粉症対策は年間を通して計画

花粉症の予防と対策

  • 外出時はメガネとマスクで粘膜を保護
  • 食事や生活習慣には気を使う
  • 花粉症かも?と思ったら血液検査でアレルゲンをチェック
  • 花粉情報をチェックして花粉が散布される2ヶ月前から花粉症対策
  • スギ・ヒノキ・ハンノキ・イネは要注意
  • あまりにも酷くなったら医療機関へ受診

花粉によっては年中散布されている花粉。花粉症を一度発症してしまったら対策が大変ですよね。まずは花粉症にならないこと、なってしまったらどのように対処するかをしっかりと把握して年間を通して対策することが望ましいです。


おすすめ花粉ケアサプリメント!花菜の選べる乳酸菌

参照リンク

環境省|花粉症環境保健マニュアル2014

日本気象協会 tenki.jp|2017年春の花粉飛散予測

エスエス製薬|花粉症のはなし

サワイ健康促進課|鼻水・鼻づまりに効くツボ

TOP