この抜け毛…病気の前兆?自然脱毛との違い×要注意症状チェック!

この抜け毛…病気の前兆?自然脱毛との違い×要注意症状チェック!

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男性に多い抜け毛の悩みが実は病気のサインかも知れないって知っていますか?抜け毛は見た目の問題だけでなく、実は体の中で異変が起きている証拠かもしれません。抜け毛と他の健康状態に合わせて受診するべき病院もチェックしておきましょう。

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抜け毛がひどい!何かの病気!?

年齢とともに多くなる抜け毛ですが、その抜け毛が実は病気の初期症状かもしれないって知っていますか?特に糖尿病などの生活習慣病では抜け毛が生じる様な病気も多くあるので、単に抜け毛が増えてハゲてしまう見た目の問題だけでなく、健康面でも抜け毛に気をつけたいところですね。

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男性に多い抜け毛問題ですが、最近では女性の抜け毛も多くなってきている傾向があるようです。特に女性の場合には見た目的な問題もあるので、少しの抜け毛が大きなストレスになってしまうこともあります。また、女性特有の病気にかかっている可能性もあります。

今回の記事では見た目だけではない、抜け毛の本当の怖さが分かる「抜け毛と病気」についてそれぞれの病気の特徴や受診する科についても説明していきます。

自然脱毛と病気の「前兆」ケースの違い

男性に多い「脱毛・薄毛・抜け毛」といった悩みですが、その脱毛がもしかしたら何らかの病気のサインである可能性があります。年齢などによる自然な脱毛と病気が原因の異常脱毛の違いを見ていきましょう。

自然脱毛とは

髪の毛は毎日自然に抜け、自然に生えてくる「ヘアサイクル」を繰り返しています。その為薄毛に悩む人でなくても、洗髪をすればある程度髪の毛が抜けているのが分かると思います。このように一定の周期で髪の毛が生え変わる事を「自然脱毛と呼んでいます。

一般的に1日に100本程度の髪の毛が抜けるといわれ、自然脱毛によって抜けた髪の毛は毛根がしっかりと膨らんでいる健康な髪の毛です。抜ける本数などには個人差があるので、一概に多い少ないとはいえませんが特に春と秋には誰でも抜け毛が多くなるといわれています。

急激な抜け毛

何らかの病気が原因で起きる抜け毛の場合には、自然脱毛と違い急激に抜けることがあります。自然脱毛によって抜ける毛の数は個人差がかなりあるので、急激な抜け毛が何本からと決めるのは難しく、あくまでもいつもより抜ける量が急激に多くなった」という判断が必要になります。

しかし、夏の終わりから秋にかけては2.3倍抜け毛が増えるとも言われているので、この時期に関しては抜け毛が増えてもそこまで気にする必要はありません。

抜け毛の本数がどれくらい増えているのかを正確に調べるのはほぼ不可能ですが、抜け毛の50~70%が洗髪時に抜けるといわれているため「洗髪時に抜けた髪の毛 ÷ 0.5」の計算をすると一日に抜ける本数のおおまかな計算ができます。もし抜け毛の量が2.3倍以上になる日が続くようだと要注意かもしれません。

特定部分だけがごっそり

「円形脱毛症や10円ハゲ 」と呼ばれるように、ある一部分の髪の毛だけがまとまって抜けてしまうことがあります。このような症状は「ストレスが原因」と考えている人が多いようですが、実は他にも原因があります。

円形脱毛症の原因には下記の様なものが挙げられます。

  • ストレスなどの精神疾患
  • アトピー性疾患(遺伝的疾患)
  • 自己免疫疾患
  • 女性特有の婦人科疾患

また、円形脱毛症は「10円ハゲのような円形になる」とは限らず、多発性によって髪の毛がまだら模様になってしまったり、さらには髪の毛だけでなく全身の体毛に同じような症状を引き起こすこともあります。

抜け毛の状態

抜け毛の量や場所によっては明らかに自然脱毛ではないということが分かりますが、徐々に抜け毛が増えているときにはなかなか異常脱毛に気づくことができない場合もあります。

そんなときには毎日の抜け毛の毛根をチェックするようにしましょう。自然脱毛によって抜ける髪の毛は「健康な髪の毛なので、毛根がしっかりと太く抜けにくい髪の毛の状態で新しい髪の毛に押し出されて抜けています。一方で異常脱毛の場合には「痩せ細くなった不健康な髪の毛であることが多く、毛根にふくらみがなく髪の毛全体が細く一定の太さになっていることがほとんどです。

一概にすべての抜け毛に当てはまるわけではありませんが、すこしでも抜け毛に不安があるときには抜け毛の状態をチェックしてみるようにしましょう。

その抜け毛「脱毛症」かも?症状と原因

自然脱毛ではない異常な脱毛「脱毛症」にはさまざまな種類があり、それぞれ原因もことなります。また、ハゲは男性特有のものではなく、女性にも起きる可能性があるので特徴や原因をしっかりと把握しておきましょう。

男性型脱毛症

男性型脱毛症とは、一般的に「AGA」と呼ばれるもので最近ではAGA対策用の医薬品が多く販売され専門のクリニックも多く展開されているので、ほとんどの人が一度は聞いたことがあると思います。

このAGAは男性特有の髪が薄くなる症状の事で、原因として「遺伝」や「男性ホルモン」が作用していると考えられています。AGAの特徴としては「額・頭頂部のどちらか、もしくは双方から」薄毛が進行していき、徐々に髪の毛が薄くなっていくので症状が進行しているのに気づかないという特徴があります。

AGAは通常のヘアサイクルの「成長期」と呼ばれる髪の毛が育つ期間が極端に短くなります。

通常の成長期AGAの成長期
4~6年数ヶ月~1年

そのため、生えてくる髪の毛と抜ける髪の毛のバランスが崩れて薄毛が進行していきます。ハゲは治らないと思っている人は多いのですが、AGAの場合にはヘアサイクルのバランスが崩れてしまっているだけなので、多くの場合にはヘアサイクルを元に戻すことで改善するといわれています。

10代なら「若年性脱毛症」

AGAは一般的に30代以降の男性に多い症状ですが、その中でも10代・20代前半の若い男性の場合には「若年性脱毛症」のと呼ぶことがあります。

若年性脱毛症はAGAと症状や原因はほとんど変わらず、若年性脱毛症になる原因はホルモンバランスの異常や遺伝的な問題もあるのですが、最近では食生活やストレスが大きな原因になっているといわれています。

若い人でもファストフードばかりの食生活など、偏った食事ばかりをしている人は特に注意が必要です。また、肝機能障害糖尿病などの疾患によっても若年性脱毛症を発症する可能性があるので、薄毛だけに悩むのではなく一度病院でなにかしろの疾患が無いのか診察を受けてみるようにしましょう。

女性は30代から注意!びまん性脱毛症

AGAは男性特有の脱毛症ですが、女性特有の脱毛症として「びまん性脱毛症」というものがあります。AGAに対してFAGAと呼ばれることもあり、原因としては下記の様なものがあげられます。

  • ストレス
  • 年齢・閉経・出産
  • 食生活の乱れ・無理なダイエット
  • シャンプーによる皮膚トラブル

AGAと同じように年齢によるホルモンバランスの崩れにより脱毛症を生じることが多いのですが、女性の場合には使用しているシャンプーが刺激の強いものであったり、きちんとシャンプーを洗い流せていないことが原因で頭皮トラブルを引き起こしてしまうことも多くあるようです。

また、美容をきにするあまり栄養が足りなくなるような無理なダイエットを行うことや、少しの肌荒れ抜け毛を気にしすぎてストレスを溜めてしまうなど、一度症状があると負の連鎖を引き起こしてしまうこともあるようです。FAGAはAGAに比べて治りやすいとされている脱毛症なので、あせらずにひとつずつ原因を取り除いていくことが大切です。

円形脱毛症

頭髪の一部分だけが円形にハゲてしまう症状を「円形脱毛症」とよび、「10円はげ」などと呼ばれることもあります。この円形脱毛症はさまざまなタイプがあり、円形脱毛症とは気づかないような症状もあります。

種類症状
単発型「10円はげ」などと呼ばれる一般的な円形脱毛症
多発型2箇所以上の円形脱毛症
蛇行型高等部などの生え際が蛇のように細長くのこる脱毛症
全頭型円形脱毛症が頭部全体に広がった症状
汎発型頭部だけでなく全身の毛が抜けてしまう症状

初期症状でもある「単発型」の場合にはきちんと治療していくことで1年以内にほとんどの人が完治するといわれていますが、進行してしまった蛇行型全頭型などの場合には治療に複数年必要になったり、とても治りにくいことがあるので、円形脱毛症に気づいたときには早めに治療を開始するようにしましょう。

ストレスが原因の円形脱毛症の場合には、ストレスを与えないように注意しながら生活することが大切ですが、「自己免疫疾患」と呼ばれる免疫力によって髪の毛を攻撃してしまう症状の場合にはきちんと病院で治療していくことが必要になります。また、円形脱毛症はアトピーや甲状腺疾患・関節リウマチなど他の病気が原因で併発していることが多くあるため、円形脱毛症になったときには一度病院で検査を受けるようにしましょう。

体毛が抜ける!汎発性脱毛症

円形脱毛症が進行した場合におきる「汎発性脱毛症」は頭部だけでなく全身の毛が抜け落ちる脱毛症です。自然に治ることはなく、病院で治療をうけるにしてもきちんとした治療法が確立されていないのが現状です。原因などもきちんと解明されていないのですが、自己免疫疾患が最も有力視されています。

自己免疫疾患は本来体を守るはずの免疫が、体に必要な細胞を攻撃してしまう免疫異常のことで、健康な毛根を攻撃することで全身の毛が抜け落ちてしまいます。この自己免疫疾患は原因なども分かっていないため治療が非常に難しいといわれています。

粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)は、大量のフケが発生しフケ原因で大量の抜け毛を引き起こす脱毛症のことです。フケが大量に発生すると、フケ自体が毛根につまり髪の毛の成長を妨げてしまうだけでなく、菌の繁殖を促進させ痒みや炎症を引き起こし抜け毛が多くなります。

似たような症状に「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」があり、脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰分泌することで炎症を引き起こします。脂漏性皮膚炎に場合にも大量のフケがでるのですが、頭皮だけでなく顔や首周辺にも発症することがあり、二つの症状はまったく別の症状とされています。

素人ではなかなか判断できない症状でもあり、どちらの症状も早急に対応する必要があるのでフケに悩む場合にはきちんと病院で診察を受けるようにしましょう。

抜毛症

抜毛症(ばつもうしょう)は抜毛癖とも呼ばれる症状で、自分で無意識に毛をむしってしまう性癖のひとつとして考えられています。緊張状態や何かしろのストレスを感じているときにおきやすい症状と考えられ、10代前半の子供におきやすい症状といわれています。

体の異常というよりも精神的な問題が大きく関わっている症状なので、治療法も確立されていませんが、認知行動療法や薬物治療によってある程度改善することができるようです。

産後・分娩後脱毛症

女性特有の「分娩後脱毛症」は、妊娠中や出産前に女性ホルモンが増加することが原因で起きる脱毛症のひとつです。妊娠中には女性ホルモンが多く分泌されるので髪の毛の成長に必要なエストロゲンなども多く、髪の毛の成長を促進しますが、出産後はエストロゲンが減少し髪の毛の成長期が一気に休止期にはいることでまとまった脱毛が起きることがあります。

この症状は基本的には一時的なホルモンバランスの崩れなので、多くの人は出産後半年から1年以内に完治するといわれています。しかし、子育てのストレスや高齢出産による体力の衰退などで完治しないこともあるので出産後はなるべくストレスを溜めないよう、気をつける必要があります。

実は不調のサイン!抜け毛の裏に病気が…

抜け毛が多くなるのは「ストレスや加齢」が原因であることがほとんどで、多くの人があまり体調面を気にすることはないようです。しかし、その抜け毛は病気が進行しているサインかも知れません。

女性がかかりやすい・特有の病気

男性の抜け毛の場合にはほとんどがAGAですが、女性が急な抜け毛で悩むようになったときには、女性特有の病気にかかっていることがあるので注意が必要です。

膠原病

膠原病(こうげんびょう)とは全身の筋肉や関節などに炎症が起きる病気で若い女性に多くみられるといわれています。「リウマチ性疾患」「自己免疫疾患」「結合組織疾患」の3つの病気が重なった症状のことをさし、代表的な病気には「全身性エリテマートデス(SLE)」や「慢性関節リウマチ」などがあげられます。どれも遺伝的な原因や、ウイルス感染や紫外線が引き金になることがあり、完全には原因が解明されていません。

とくに全身性エリテマトーデスは、20~30代女性に多く発症する病気で38度前後の原因不明の発熱と、顔や手などの湿疹関節の痛みを生じる病気です。遺伝的な要因が原因とされていますが、紫外線が発病の引き金になる事が多く、合併症などを生じると治療が困難になるため、海水浴やスキーなど紫外線に多く当たるような環境では紫外線予防などの対策がとても大切です。

内分泌疾患

内分泌疾患は「下垂体、甲状腺、副腎、性腺」などホルモンを分泌する役割を持つ臓器に障害がありホルモン分泌が正常に行えないなどの疾患をさします。このような症状は生活習慣病に含まれることが多く、糖尿病高脂血症肥満症なども内分泌疾患に含まれるとされています。

そのなかでも特に耳にするのが「甲状腺機能低下症」や「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」の2つの疾患です。

甲状腺機能低下症は人口の約3%程度いるといわれ、出産後の女性や高齢の女性に多く発症する傾向がある病気です。甲状腺ホルモンが低下することで疲れやすくなったり体力・筋力の衰えを感じるといった症状がみられます。また、抜け毛が増え肌が青白くなったり黄色くなるなどの症状もあります。

甲状腺機能亢進症は30~40代女性に多く見られる症状で、甲状腺が過剰にはたらくことにより、ホルモンが過剰分泌されるため神経質になったり異様に汗がでるなどの症状があります。甲状腺機能亢進症の中にはバセドウ病と呼ばれる自己免疫疾患もふくまれ、健康な体毛を攻撃し抜けやすくしてしまうことがあります。もし薄毛がきになり何か対策をしても治らないような場合や、それ以外の症状があるときには内分泌疾患の可能性があるので医師の診察を受けてみるようにしましょう。

栄養障害

栄養障害による抜け毛や女性特有のものではありませんが、女性の場合にはスタイル維持の為のダイエットを行い栄養が偏ってしまうことが多くあります。無理なダイエットによる栄養障害は女性に多く見受けられ、栄養が足りないとヘアサイクルが乱れるなどの原因で抜け毛が多くなります。

特に気をつけたいのが「鉄分不足」「亜鉛不足」です。鉄分や亜鉛などは体にとって欠かしてはいけない重要な成分で、体の中で生成することができない成分でもあります。その為毎日の食事で摂取しなくてはいけないのですが、食事の偏りがおおいダイエットなどではこのような金属類の栄養が足りなくなることがあります。

鉄分が不足すると血液内のヘモグロビンが不足するので酸素を充分に運ぶことができなくなり、髪の毛が充分に成長できないまま抜け落ちてしまいます。また、亜鉛たんぱく質を髪の毛などの体に必要な組織に作り変える役割があるので、不足したときに新しい髪の毛を作れなくなり薄毛の原因となります。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)は卵巣にできる腫瘍のことで、90%以上が良性の腫瘍であるといわれています。しかし、卵巣自体が人間の体のなかでも最も腫瘍ができやすい場所といわれ、腫瘍ができることで女性ホルモンの分泌が阻害されてしまうことがあります。

卵巣は女性ホルモンを分泌するのにとても重要な臓器であるとともに、腫瘍ができたり病気になってもほとんど痛みを感じることがなく病気の発見が遅れてしまうことが多い臓器です。ホルモンと抜け毛はとても密接な関係があり、女性ホルモンが少なくなると抜け毛がおおくなるため卵巣嚢腫が原因で抜け毛が多くなることがあります。

卵巣嚢腫のほかの症状としては下記の様な症状があるため、少しでも心あたりがある人は婦人科での検診を受けてみるようにしましょう。

  • 生理不順・不正出血
  • 動悸・発汗
  • イライラ
  • 疲れ
  • 肩こり・頭痛・めまい など

感染症

円形脱毛症の原因にもあるように、なにかしろの感染症により抜け毛が多くなることがあります。そのなかでも多いのが「梅毒性脱毛症」といわれています。

梅毒は性病のひとつで、昔は不治の病として恐れられていた病気です。最近では適切な治療を行うことでほとんどが治ると言われています。梅毒の感染源は主に性行為などの粘膜同士の接触ですが、梅毒に感染した状態で出産すると胎児に感染することがあり、先天性の梅毒感染もあります。

女性は感染初期では痛みを感じることがほとんどないため、症状に気づきにくいのですが陰部にしこりができたり下腹部のリンパ節が腫れるなどの症状があります。

梅毒性脱毛症は梅毒に感染した「第2期の症状」なので、初期段階では脱毛症はありません。第2期の症状は感染から9週間~数ヶ月で発症するといわれ、全身に赤い湿疹が大量発生するなどの症状があるためすぐに治療を受ける必要があります。脱毛症の症状としては3~5mm程度の小さな円形脱毛症や頭部全体が薄くなる脱毛症が確認されています。

梅毒は第2期で治療をしないと完治させることが難しく、最悪死に至るケースもあるため症状が確認できた場合には迷わず治療を受けるようにしましょう。

肝機能障害

肝臓では体に必要な栄養を蓄え、そこから必要な箇所に栄養を送る役割をしています。栄養を送る場所は「生命維持に必要な場所が優先」されるため、肝機能が低下すると生命に関係のない髪の毛などには必要な栄養が送られないようになります。

最近では肝臓が硬くなり機能しなくなる肝硬変患者が増加している傾向にあり、原因としてはアルコールや脂肪肝があげられます。本来肝臓は再生能力がとても高い臓器ですが、慢性的な過度の飲酒など長期間強い刺激が与えられると硬くなっていくといわれています。

再生能力が高い肝臓なので、お酒を多く飲む人でも休肝日をつくりしっかりと肝臓を休ませることできちんと回復するといわれているので、飲酒の頻度を調整することである程度のリスクを減らすことができます。

糖尿病

糖尿病の症状には「肥満」のほかに「抜け毛」があります。肥満の人にハゲている人が多いのも糖尿病の症状が原因なのかもしれません。

そもそも糖尿病の症状として高血糖がありますが、これは血液中の糖分が高くなるため血液の粘度がたかくなり血栓ができやすいなどの症状を引き起こします。血液の粘度が高くなるということは、それだけ血液の流れがわるくなるので、体に必要な栄養を送ることが難しく、髪の毛に栄養がたりなくなり抜け毛が多くなってしまいます。

使用薬剤の副作用

薬の副作用で抜け毛が多くなるのは「抗がん剤」が有名ですが、じつは抜け毛が多くなる副作用を持つ薬はかなりの種類があります。

特に気をつけるのが「ステロイド系」の薬です。ステロイドは皮膚の炎症を抑えるのに使用されることが多く、アトピー性皮膚炎のひとなどが使用することが多い薬です。アレルギー治療や喘息治療には内服薬として処方されることもあります。

ステロイドを使用することで、皮膚が薄くなったり免疫力が低下してヘルペス系の感染症になりやすいという特徴もあります。そのためステロイドを使用している人は頭皮を清潔に保つように意識しないと細菌感染などにより抜け毛が多くなってしまうことがあります。

心配だから病院へ!何科に行けば?

抜け毛以外にも体に不調がある場合や、急に増えた抜け毛によって心配になったときに、何科の病院に行けばいいのか悩む人も多いですよね。そもそも頭皮の悩みで病院にいくことに抵抗がある人もいるかもしれません。心当たりのある症状によって何科で診察するのかを変えることでスムーズに診察を受けることができます。

女性でホルモンの乱れに心当たりあり

女性の脱毛症の場合には、多くがホルモンバランスの乱れが原因です。そして、ホルモンバランスが乱れると抜け毛だけでなくいろんな症状が現れます。

  • 月経困難症(生理時の過度な腹痛)
  • 月経不順
  • PMS(月経前症候群)
  • 肌荒れ・にきび など

肌荒れやにきびなどは生活習慣の乱れや食生活によってもすぐに変化が現れますが、女性ホルモンの乱れは生理に大きく影響を与えるので、抜け毛以外に生理関係で違和感があるときには婦人科で診察を受けるようにしましょう。

頭皮トラブルあり

抜け毛だけの症状しか心あたりがない場合や、円形脱毛症になってしまったときには、まず皮膚科で受診するようにしましょう。男性の場合にはAGA専門のクリニックが多くあるので、抜け毛=クリニックと考えてしまいがちですが、そもそもAGAではなく頭皮トラブルで抜け毛が進行している場合には皮膚科で治療を受けることができます。

特にフケが多くなってきたなどの頭皮トラブルがある場合には粃糠性脱毛症の可能性もあります。AGA治療では保険が適用されないので医療費が高くなるため、保険が適用される皮膚科でまずは診察を受けるのが得策です。

頭髪以外に体の異変あり

抜け毛以外にも体に不調がある場合には、肝機能の低下や糖尿病などといった病気の可能性もあります。

抜け毛を生じる病気は数多くあり、実際にどの病気になっているのかは素人ではまったく判断できないので、体にもなにかしろの異変がある時には内科で診察を受けるようにしましょう。診察を受けるときには自分が今確認できている不調をきちんと全て説明することで、抜け毛の原因や病気の追及が早くなります。

また、仮に内科での治療の範囲外であったとしても、きちんと他の病院や科を紹介していくれるので安心してください。

ストレス・心理的要因あり

抜け毛の原因が精神的なストレスの場合には「精神科心療内科」での診察が必要です。しかし、一般的にはストレスが原因だと自分で判断することは難しいので、内科などで受診して体に異変がない場合に精神科や診療内科で診察を受けることが一般的です。AGAの原因がストレスの場合など、心療内科での治療を受ける事があります。

また、精神科と心療内科は混合で考えられる事が多いのですが、心療内科は心身症と呼ばれる心が原因で体にも異変が生じている疾患を治療する科で、精神科はうつ病や統合失調症など精神的な疾患を治療する科です。現状の日本では2つの科に明確な仕切りはなく、必ずしも病気によって科を分ける必要はないようですが、抜け毛で悩む人は「心療内科」での診察を受けるようにしましょう。

薄毛なら

内科や皮膚科などで診察をうけても特に問題が無かった人や、AGAと診断された人はAGA専門のクリニックで治療を受ける必要があります。AGA治療は保険適用外の治療になるので、基本的には病院などでは治療を行っていません。その為AGAの治療には美容クリニックや専門のクリニックなどで治療をします。

女性のFAGAの専門クリニックはあまり多くはありませんが、AGA治療をしているクリニックや美容関係のクリニックでは女性特有のFAGA治療を行っているクリニックもあるので、一度無料相談だけでも受けてみるようにしましょう。

抜け毛をもたらす生活習慣も改善

生活習慣と抜け毛はとても密接な関係があり、特に血流が悪くなるような生活習慣を改善することで抜け毛対策になります。

特に喫煙飲酒は抜け毛にかなりの影響を与えるといわれています。喫煙によるニコチンの摂取は血行をわるくするため頭皮の毛細血管まで血液が充分にいかなくなります。血液が充分にいきわたらないと栄養を運ぶことができなくなるので髪の毛も育ちません。また、アルコールの分解によって作られるDHTは男性ホルモンの中でも特に抜け毛を促進させるホルモンなので、飲酒によって抜け毛が多くなることがあります。

とはいえ、喫煙・飲酒が好きな人にとっては無理に我慢するのはストレスになり逆効果になることもあります。過度な摂取を控えストレスがひどくならない範囲でセーブすることで潤いのあるきれいな髪を保つことができます。

「髪が抜ける」ストレスは早めに解消!

抜け毛は誰しもがストレスに感じる症状です。そして抜け毛のストレスによってさらに抜け毛を悪化させてしまうこともあるので、少しでもストレスに感じるようなら、病院やクリニックでの受診はもちろん、生活習慣の見直しで早めに対処することが美髪ライフへの第一歩です。

参照リンク

第一三共ヘルスケアー薄毛の原因
MSDマニュアルー脱毛症
新橋ファーストクリニックー抜け毛に隠された病気は

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