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ウォーターサーバーの選び方とは?気になるポイントまとめ

東日本大震災を機に、一気に注目を集めるようになったウォーターサーバー。安心・安全なお水が手に入るのはもちろん、すぐにお湯と冷水が使えたり、おいしい水を味わえたりとメリットが多いので、年齢や世帯にかかわらずたくさんの人が愛用しています。
その人気にあやかって今ではさまざまなウォーターサーバーが流通しているので、どれを選べばいいのか迷ってしまうところですよね。そこで今回は後悔しないウォーターサーバーの選び方をまとめてみました。
- 調べた商品⇒16種類
- 調べたサイト⇒75件
- 最終的に比較検討した宅配水業者の数⇒6社
初めての人でも失敗しないウォーターサーバー選びのコツとは?ウォーターサーバーの利用をおすすめしたい人の特徴も一挙大公開します。
家庭用ウォーターサーバーはこんな人におすすめ!

ウォーターサーバーは誰でも使える便利なアイテムですが、特にこちらで紹介するような悩みや不安を抱えている人におすすめです。
赤ちゃんがいるおうち
人間の60~70%は水分で構成されていると言われていますが、赤ちゃんはさらに水分量が多く、全体の80%が水でできていると言われています。
さらに生まれたばかりの赤ちゃんは免疫系や消化器官が未発達なので、安心・安全なお水をあげたいところですよね。
ウォーターサーバーなら不純物が少ない安心な水を提供してもらえますし、冷水も温水も瞬時に使えるから、ミルク作りも簡単。夜の授乳もあっという間に終わるので、ママの負担も軽くできます。
水道水が心配な人
水道水は塩素消毒などを行った上で各家庭に供給されていますが、発がん性物質であるトリハロメタンや、中毒性のある鉛が含まれている可能性はゼロではなく、昔から安全性が問題視されています。
さらに東日本大震災を境に放射性物質の心配も高まり、水道水の質に疑問を感じる人が増えてきました。
ウォーターサーバーで供給されている水は衛生・品質管理が徹底していますし、定期的に水質をチェックして放射性物質を含む異物が入っていないかどうか確認されているので、水道水に不安を感じている方も安心です。
冷蔵庫に余裕がない
水道水が不安なので、お店でミネラルウォーターを買っているという人も多いと思いますが、お水は毎日使うものなのでストック数は相当なもの。
2Lのペットボトルともなるとかなりかさばるので、大容量の冷蔵庫でもない限りスペースに余裕がなくなってしまいます。
ウォーターサーバーならボタンひとつで冷たい冷水が出てくるので、冷蔵庫はいつもスッキリ。サーバー自体も雑誌一枚分のスペースがあれば設置できるので、一人暮らしのお部屋にも気軽に導入できます。
買い物が不便な人
重いペットボトルをお店で買ってくるというのは意外と重労働。特に産前産後で無理がきかない体だったり、病気で寝込んでいたりすると体の自由がきかず、水をせっせと買ってくるのは困難です。
たとえ健康だったとしても、店が近くにない。車が使えないなどの悪条件が重なると手軽に買い物というわけにもいきませんよね。
ウォーターサーバーなら業者さんが自宅まで水ボトルを宅配してくれるので、自分でいちいち買いに行く必要はなし。定期宅配してくれるのはもちろん、電話やWebを通して追加注文することも可能なので、手間ひまを大きく省けます。
ウォーターサーバーの選び方のポイントは?

メーカーによって水の品質や料金、サーバーの使い勝手などにそれぞれ違いがあります。
重視するところは人によりけりですが、初めてサーバーを選ぶ人のために「
清潔で安心な天然水
ウォーターサーバーの水はどれも清潔で安心というイメージがありますよね。
確かに自宅に届くのはきれいで清潔な水なのですが、問題はサーバーにセットした後。サーバーの種類によっては外気がボトルの水に混入してしまうものがあり、空気中の雑菌やウイルスなどが水を汚してしまうことがあるのです。
また、水容器についてもガロンボトルのように回収されて再利用されるものは衛生面が気になるところ。
もちろんきちんと洗浄・殺菌はされていますが、できれば使い切りタイプのワンウェイ方式を採用しているサーバーの方がより安全な水を利用できるでしょう。
操作のしやすさ
操作方法は機種によってまちまちですが、大事なのは自分にとって操作しやすいかどうかということです。
たとえば赤ちゃんを抱っこしたまま使う人は片手にコップを持ち、もう片方の手でコックをひねるのは至難の業。そういうときはコップを置き、ボタン1つで給水できるデジタルタイプのサーバーを選んだ方がよいでしょう。
一方、デジタルに弱い高齢者の方がいる家庭では、シンプルなコックタイプのサーバーの方が使い勝手がよいかもしれませんね。
無理しないお値段
ウォーターサーバーは毎日使うものなので、長く続けるためには無理のない値段のサーバーを使うことがポイント。
単に水の料金だけでなく、サーバーレンタル料やメンテナンス費用がかかることもあるので、トータル費用で比較して家計に負担のかからないサービスを選ぶことが大切です。
あまり使わない時はストップできる
ウォーターサーバーは基本的に定期宅配となっているので、毎月決まった本数の水ボトルが届きます。
ただ、外出が多かったり旅行に行ったりするといつもより水を使わず、余ってしまうこともありますよね。
そういう可能性も考慮して、あまり水を使わなかった時は宅配を一時ストップできるサービスを選びましょう。ストックしていた水がなくなった後に再び再開すれば貴重な水を余らせてしまう心配もありません。
おすすめウォーターサーバー「フレシャス」の特徴
ここまでウォーターサーバーの選び方を紹介してきましたが、すべての条件に当てはまるおすすめのウォーターサーバーはこちらです!

Source: 公式サイト
- 編集部評価:★★★★★総合97点
- レンタル料:初月無料 次月以降も2箱以上の利用で無料
- 水の料金:1,140円~1,506円
- 水の容量:4.3L~9.3L
- メーカー:富士山の銘水
数あるウォーターサーバーの中、なぜフレシャスが選ばれたのか?その理由をひとつずつ紹介します。
3種類の天然水を選べる
天然水は産地によって味や水の硬度、含まれるミネラル成分などが大きく異なるので、どの天然水がしっくり来るのかは人によってまちまちです。
フレシャスは富士山の標高約1,000m地点で採水された「フレシャス富士」をはじめ、富士山西麓の朝露高原で採水された「フレシャス朝露高原」、御嶽山の地中から湧き出た「フレシャス木曽」など全部で3種類の天然水から自由に選択OK。
一番人気のフレシャス富士には話題のミネラル分「バナジウム」がたっぷり含まれているため、毎日の健康・美容に役立ってくれます。
どの天然水を選んでもさほど値段は変わらないので、自分や家族の好みに合わせて選べるところがうれしいですね。
グッドデザイン受賞のスマートなデザイン
ウォーターサーバーはリビングやダイニングに設置する人も多いので、やはりデザイン性も気になるところですよね。
フレシャスはスタンダードなベーシックモデルのほか、スタイリッシュなデザイナーズモデル、人気キャラクターとの組み合わせがうれしいコラボモデルなど全部で8種類のサーバーをラインナップ。
中でも人気なのはグッドデザイン賞を受賞した「dewo」シリーズと「Slat」シリーズの2タイプで、機能性だけでなくインテリアとの親和性も考えられたデザイン性が高く評価されています。
特に人気No.1のdewoはカラーラインナップも5種類と豊富。円筒型で無駄のないフォルムと、スカイグレーやミルキーベージュといった淡い色の組み合わせはどんなインテリアにもマッチします。
もちろんインパクトの強いメタリックブラックもあるので、シックに決めたい人にもおすすめですよ。
クリーニング機能付きで清潔
ウォーターサーバーは素人が分解洗浄することはできないので、内部洗浄はメーカーにお願いするしかありません。ところが一般的なサーバーの無料メンテナンスは年1回程度なので、見えないところの汚れがどうしても気になってしまいますよね。
フレシャスならサーバー内部をクリアに保つ「フレッシュ機能」がついているから、気になった時にすぐお手入れできるところがうれしいポイント。ボタン1つでサーバー内の温水を定期的に循環させ、常に新鮮な水が出てくるように調整してくれます。
サーバー内はもともとエアレス構造なので外気も入りにくく、衛生的。水容器も使い捨てのワンウェイタイプだからいつもきれいな水を味わえます。
女性でも楽々交換できるウォーターボトル
一般的なウォーターサーバーのボトルは12Lと重いものが多いので、力のない女性やお年寄りの人がサーバーの上部に取り付けるのは大変。中にはうっかりこぼしてしまったり、体を痛めてしまったりする人も少なくありません。
そこでフレシャスは女性や高齢の人でも簡単にセットできる4.3Lや7.2Lの軽量パックを採用。女性一人でも手軽に交換できるので、水がなくなったらすぐに交換することができます。
追加注文やスキップ可能
フレシャスを契約すると、公式サイトからマイページにアクセスし、さまざまな手続きを簡単に行えるようになります。
たとえば水の追加注文。Webから注文すれば最短で当日に発送してもらえるので、うっかり切らしてしまったときも安心です。
逆に水が余ってしまったら「配送スキップ」を利用すれば次回の配送をスキップできるから、余計な費用がかかりません。
どちらもネットを通じて使えるので、時間や曜日に関係なく手続きできるところが◎。水も無駄なく使えてとても経済的です。
ウォーターサーバーとペットボトル水の比較

ウォーターサーバーは便利そうだけど、サーバーをレンタルしたり、水を宅配してもらったりするぶん、「ミネラルウォーターを買ってくるより高くつきそう……」というイメージがありますよね。
実際、ウォーターサーバーに興味はあるものの、コスト面がネックで二の足を踏んでしまっている人は少なくありません。
そこで実際にウォーターサーバーを導入した場合と、ペットボトルの水を購入した場合を比較してみました。
1リットルあたりの値段はペットボトルが安い
ウォーターサーバーの水料金やペットボトルの水は商品によって異なりますが、一例として一般的なペットボトル水とフレシャスの価格を比較してみました。
フレシャス | キリン アルカリイオンの水 PET※ | |
---|---|---|
水の料金 | 1,150円/7.2L | 866円/2L×9本 |
配送料 | 0円 | 350円 |
サーバーレンタル料 | 無料 | なし |
メンテナンス費用 | なし | なし |
電気代 | 約330円~/月 | なし |
14L利用した場合の合計費用 | 2,630円~ | 約1023円 |
14L利用した場合の月額費用の差は1,607円でした。もちろん利用状況によって前後しますが、単純に水の料金だけ比べてみてもウォーターサーバーの方がコストは割高になるようですね。
※Amazon調べ
ウォーターサーバーは維持費や電気代がかかる
水の料金だけでなく、サーバーレンタル料やメンテナンス費用、さらにサーバーの電気代といったランニングコストが発生します。
ペットボトルの水ならこれらの費用はかからないので、ウォーターサーバーならではの出費ということになりますね。
ただ、ウォーターサーバーの種類によってはランニングコストを節約できるものもあります。たとえばフレシャスの場合のランニングコストをあらためて見てみましょう。
サーバーレンタル料 | 無料 |
メンテナンス費用 | なし |
電気代 | 約330円~/月 |
この通り、条件によってはサーバーレンタル料はかかりませんし、エアレス構造とフレッシュ機能のおかげでメンテナンス費用もゼロです。
電気代についても省エネ機能搭載のものを選べば月々の電気代は約330円~とリーズナブルなので、ペットボトルの水と比べるとさほど大きな差はないと言えるでしょう。
コスパだけ考えるとペットボトルが安い
水の料金やランニングコストなどを考慮すると、トータル費用はペットボトルの方が安いという結論になります。
ただ、水の料金だけで比較するとその差は1,607円。しかも一方はただのペットボトルの水。もう片方は採水地や品質、衛生面にこだわったフレッシュな天然水と考えると、その価格差は決して大きいとは言えないのではないでしょうか。
また、フレシャスで比較した場合、ランニングコストの差は電気代のみ。ペットボトル水の場合、自分で店まで出向けば交通費や時間、手間がかかりますし、ネット通販を利用すれば送料が発生する場合があります。
さらに冷蔵庫がペットボトルでいっぱいになれば消費電力も大きくなる上、お湯を沸かす場合は別途電気代がかかってしまうのです。
以上のことを踏まえると、ウォーターサーバーを利用するのは必ずしも「高い」と言えないのではないでしょうか。
ウォーターサーバーのおすすめポイント!

ペットボトルの水に比べれば若干コストは高めですが、そのぶんおすすめできるポイントはたくさんあります。
コストをかけても簡単にきれいな水を飲みたい!
ウォーターサーバーを使えば、安心・安全な天然水を24時間いつでも好きな時に飲むことができます。
わざわざ冷蔵庫からペットボトルを出したり、お湯を沸かしたりする手間もないので簡単&楽ちん。水は定期的に届くから、いちいち自分で注文したり買いに行く面倒さもありません。
少しコストをかけてもいいから、きれいな水を手軽に飲みたいという人にとってぴったりのサービスと言えるでしょう。
赤ちゃんやペットの健康を考えたい
大人よりデリケートな赤ちゃんやペットの健康を考えるなら、断然ウォーターサーバーの利用がおすすめ。どのメーカーの商品も硬度が低い軟水なので、赤ちゃんやペットの体に負担をかけずに水分補給できます。
特に赤ちゃんのミルクはいつでもお湯と冷水が使えるウォーターサーバーの方が簡単に作れて便利ですよ。
高齢の親がいる実家に設置してあげたい
若いうちならフットワークも軽いし、ネットにも通じているのでペットボトルの水を購入するのもそれほど苦になりませんが、お年寄りにとっては重いペットボトルを買いに行くのは大変なもの。
また、高齢者世帯はインターネットを利用していないところも多く、ネットショッピングで買い物をしたことがないという人は決して少なくありません。
そんな高齢の親がいる実家にウォーターサーバーを設置してあげれば、いちいち水を買いに行かなくて済みますし、健康増進に役立つ天然水も飲んでもらえて一石二鳥。
フレシャスなどコンパクトな水容器を取り入れたウォーターサーバーを利用すれば水交換も簡単にできるので日常生活の負担を軽減させてあげられますね。
家でいつもきれいなお水を飲めるウォーターサーバーはおすすめ

コスト面だけで比べればペットボトルの水の方が安上がりですが、安全面や衛生面、利便性などを考えればウォーターサーバーの水はそれなりにコストをかけるだけの価値があります。
特に最近はサーバーの機能も進化し、よりユーザーのニーズに応えてくれる多様な商品が増えてきました。家族や自分の健康のため、そして快適な生活のために、便利なウォーターサーバーのある暮らしを一度体験してみることをおすすめします。